2014年10月15日水曜日

クリスマス島に痛いsweep

1942年11月16日、ウエーク島ではBBメリーランド、CLホノルルが艦砲射撃を実施しました。距離1万5千ヤードからの砲撃に反撃したのは20cm沿岸砲、12cm沿岸砲各1門ずつでした。そして今日の砲撃の戦果は守備隊のdevice 3個を破壊し、5個をdisabled(負傷・故障)にしたのみ。守備隊の疲労値や混乱値は上昇しているのでしょうが、戦力を削るまでには至りませんでした。第2海兵師団の状態も混乱値16、疲労値30とまだ完全には疲れがとれていないので、明後日の巡洋艦TFによる艦砲射撃後に陸戦再開とする予定です。また今日はコンボイがサプライを揚陸したのですが、30門の砲に反撃をくらいました。戦艦、巡洋艦の艦砲射撃は遠くからですが、サプライの揚陸は接岸して実施するので、小口径砲も含めて反撃されてしまうのでしょう。xAKL Nicarataに砲弾6発が命中してSys 53, Flt 20, Eng 0, Fire 52の被害が生じていますが、消火が困難そうです。

蘭印の日本軍は久しぶりに積極的に行動し、バタビアから2ヶ所にsweepしてきました。ひとつはクリスマス島で、二式戦105機(Ki-44-IIc Tojo 29, Ki-44-IIa Tojo 76)が3波に分かれて高度3万1000フィートで飛来しました。Ki-44-IIc Tojoは新型の二式戦で今回のゲームではこれが初登場だと思います。もともとは1944年3月に登場する予定の機種ですが、R&Dに励んで今月から生産が開始されていました。この新型29機が第1波、その後の第2、3波がKi-44-IIa Tojoで、連合軍側は83機(Martlet II 33、P-39D Airacobra 25、P-40E Warhawk 25)が迎撃しました。結果はご覧の通り、連合軍機の損失49機に対して二式戦は損失13機と惨敗を喫してしまいました。両サイド通じて大戦中盤の最優秀戦闘機と評判の高い二式戦にしてやられた格好です。救いは、戦いが自軍の根拠地の上空だったために損失機数の多い割にはパイロットの死傷が少なく済んだ(とはいってもWIA 14名、KIA 8名)ことくらいです。

クリスマス島に配備してあった3飛行隊はいずれも士気が60台までていかしてしまったので、しばらくCAPはおやすみとします。あした以降、爆撃機を差し向ける勇気が日本側にあるのかどうかは分かりませんが、爆撃があっても甘受するつもりです。サプライ揚陸中のコンボイが二つありますが、犠牲が出てもやむを得ません。ただ、スラバヤをsweepするために派遣してあったP-38はチモール島クーパンに避難させました。P-38は配給数の少ない貴重な戦闘機なので、地上で破壊させるわけにはいかないのです。

その後、スマトラ島西方沖のエンガノ島に零戦(A6M5b Zero) 72機のsweepがありました。エンガノというと、エンガノ岬沖海戦を思い浮かべますが、あのエンガノはEngano。こちらはEngganoとgが2つ重なります。ここはパレンバン油田まで距離6ヘクスしかなく、連合軍が飛行場を整備することができれば日本の死命を制することもできる根拠地です。しかし日本側はこれまで占領することなく放置しておいてくれました。ここにいる部隊はジャワ島の陥落前に空路撤退させてあったオランダ軍のaviation support8分隊とsupport 7分隊だけで、歩兵や建設作業を行えるdeviceはいません。守備隊が飢え死にしないよう、また飛行艇を一時的にエンガノ島に移動させ南シナ海の哨戒飛行を実施したくなった時(どうしても必要なときだけと考え、まだ実施したことはありません)のために、時々ココス諸島から飛行艇でサプライを輸送しているだけでした。でも、防禦施設の建設は行えず、港も飛行場も規模0のままです。飛行場の規模が0なのになぜsweepしようと日本側が考えたのかは謎です。今回のsweepは占領を予定してのものかなとも思われます。空挺作戦でも占領できるはずですから、早く占領しておいた方が禍根を残さずに済んでいいのではないでしょうか。

今日のクリスマス島sweepは日本側の作戦大成功で、日本側も今日のようなsweepを春、夏と間断なく実施していれば、スラバヤが空襲を受けるようなこともなかったのにと感じてしまいます。しかしこのsweep用の戦闘機を用意するためでしょう、セレベス島マカッサルとケンダリーの戦闘機の数は半減していました。

中国では今日も重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 38機に護衛された双発爆撃機297機(Ki-21-Ic Sally 48, Ki-21-IIa Sally 189, Ki-49-IIa Helen 60)の堂々たる大空襲がありました。今日は守備隊の被害が大きく、device 80個がdisabledになりました。また一部は飛行場を爆撃し、Airbase hits 4、Airbase supply hits 1、Runway hits 27の被害が出ています。

その後、11月2日と3日の砲撃以来13日ぶりに日本側が砲撃を仕掛けてきました。この砲撃戦による日本側の死傷者はdevice 1個破壊7個disabledだったのに対し、中国側はdevice 1個がdisabledになっただけでした。しかし重要なのは死傷者数ではなく、お互いの戦力を確認できたことで、素のAVは日本側5197:中国軍8347でした。11月3日には日本側4111:中国軍7697だったので、日本側は1086、中国軍は650増えています。日本側はそろそろdeliberate attackで防禦施設を削りにかかるつもりでしょうか?気になります。

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