2014年10月1日水曜日

金星を与える


1942年11月12日、小笠原諸島の南西沖で、オランダのSS KXVIIが日本のコンボイに遭遇し、xAK Victoria Maruに魚雷を1本命中させました。沈没にはいたらなかったようですが、これまで本土とトラック、ラバウル方面を結ぶこの航路上では、雷撃はおろか日本のTFと遭遇したこともほとんどなく、KXVIIの戦果は朗報です。このように幸先良く始まったターンでしたが、その後は連合軍にとって多事多難でした。

まず、東部蘭印アンボンの艦砲射撃に向かったTFですが、アンボンのヘクスでBB North CarolinaがSSX Ha-7と遭遇しました。特殊潜航艇の攻撃はなかなか成功しないものですが、SSX Ha-7は見事に魚雷を1本命中させました。平幕力士がけたぐりで金星を挙げたって感じでしょうね。すかさず護衛のDD Hullが爆雷を浴びせ8発命中で撃沈しましたが、できれば攻撃される前に発見してほしかったというのが本音ですが、実は昨夜は月明かり17%の暗い夜でした。日本側にはまともな魚雷艇がないので、特に気にせず突っ込ませたのですが、特殊潜航艇のことは全く念頭にありませんでした。

それでもBBノースカロライナは新鋭戦艦ですから魚雷の1本くらいものともせず、そのまま艦砲射撃をしてくれるのかなと思ったのですが、アンボンを砲撃したのはCL BirminghamとHobartの軽巡2隻だけでした。そのわりには、Airbase hits 11、Airbase supply hits 1、Runway hits 26、Port hits 5の命中弾を浴びせ、また日本側は戦闘機を避難させてはいなかった(前回の艦砲射撃の被害により、故障した機体の修理がはかどっていないのかも)ようで、零戦(A6M2) 4機と二式戦(Ki-44-IIa) 1機を地上で破壊することができました。

さて、BBノースカロライナの状態ですが、Sys 17, Flt 42(35), Eng 11(7)で大破と言わざるを得ず、特に42というFLT(浸水被害)の数値は沈没も危惧させます。特殊潜航艇の搭載しているのは酸素魚雷ではなく、炸薬量の少ない45cm Type 98 Torpなんですけどね。艦砲射撃に向かう際には高速で航行しているので、後方の海域を巡航速度で航行している時に比較して浸水被害が大きくなりがちなんでしょうか。それとも単にあたりどころが悪かっただけでしょうか。いずれにせよ後方のドックでの修理が必要ですから、復帰は1943年春以降になると思います。しかもまずはダーウィンでの応急修理を目指すことになりますが、最高速度が14ノットしか出せず、Babarの周辺海域で明日の朝を迎えることになります。明日の想定位置はケンダリーから距離13ヘクスなので、零戦(A6M2)の護衛付きの陸攻の攻撃可能圏内です。いちおうBabarには元からいた戦闘機飛行隊1個に加えて2個を派遣し、戦闘機飛行隊3個合計70機(16+29+25)でLRCAPするよう指示しましたが、決して安心はできない状況です。助かってくれるといいのですが。

ウエーク島の艦砲射撃の方も芳しくありません。BB South DakotaとCL Trentonの2隻の砲撃で、守備隊のdevice 2個を破壊し5個をdsiabledにしたのみで、飛行場や港の被害は報告されませんでした。きちんと艦載機(OS2U-3 Kingfisher)が弾着観測に飛んでくれましたが、雷雨だったので条件が悪かったということなのでしょう、残念です。その他、昨日火災のひどかったxAK Talune(2750トン、VP 5)が沈没しました。また飛行機の搭載過多状態だったCVレキシントンは雷撃機隊15機をミッドウェイ島に移動(移動だけならウエーク島近海からも届きました)させて、ペナルティを解消できました。まとめると、まったく先に光明が見えない状態が続くウエーク島です。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 27機の護衛で双発爆撃機271機(Ki-21-Ic Sally 50, Ki-21-IIa Sally 193, Ki-49-IIa Helen 28)が飛来しました。守備隊と飛行場が爆撃され、守備隊のdevice 1個破壊・38個disabledと、Airbase hits 7、Airbase supply hits 3、Runway hits 24の被害がありました。陸戦の再開はいつごろなんでしょうね。

東部ニューギニアのサラモアに向かっていた24th Infantry Division、24th (Sep) Infantry Regimentなど6部隊が勢揃いしたので、今日は砲撃をしかけてみました。ジャングルヘクスなので、双方ともに死傷者はありませんが、素のAVが連合軍側402、日本側守備隊232と判明しました。サラモアでは11月6日に日本側が無理攻めをしたので、もっとAVが低下しているものと予想していましたが、実際にはそれほどではありませんでした。ジャングルヘクスでこの兵力差で、しかもサプライの状況がよくないので、攻略には手間取りそうです。策源地であるTerapoに2万5000トン以上のサプライが積まれているのですが、ジャングル越え山越えてのことなので頻繁には輸送されてこないのです。それでも日本の守備隊を爆撃して叩けばやれそうですが、北東隣のラエには二式戦が70機程いるのです。サラモアに向けてはまだ戦闘工兵部隊なども後続しているので、それらの到着(10日くらい先)を待つかどうか思案中です。

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