2015年10月6日火曜日

イラワジ川河口で3隻触雷

1943年5月4日、パースの西方できのう伊2潜にAO Kaskaskiaが雷撃されて損傷したTFが今日は伊16潜の襲撃を受けました。目標になったのは重油を満載したタンカーFerncastle(10165トン、VP 30)で2本の魚雷が命中して沈没しました。この海域はケープタウンから重油を輸送する船団が頻繁に航行しているので、ASW TFも対潜哨戒機もパトロールしているのですが、つかまえることができていません。なお、きのう傷ついたAO Kaskaskiaは無事、パースに到着しました。伊16潜雷撃のコンバットリポートにも名前が載せられていたので、沈没しなかったことは日本側にも確認してもらえました。

その後、夜から昼にうつる頃、機雷の爆発を報せる効果音が響きました。触雷したのはラングーンに向かっていた日本のTFで、駆逐艦天津風、大波とAK(兵員輸送艦)山浦丸の3隻と大漁でした。天津風(2553トン、VP 10)は沈没し、残りの2隻もheavy damage。また乗船していたLCUのdevice 1個が破壊、4個がdisabledになったそうです。この死傷したdevice 5このうち、2つはNon Combatのdeviceですが、残りの3個は歩兵分隊なので、輸送されていたのは戦闘部隊です。ラングーンへの増援を送るTFだったようです。

このTF、きのうは重巡2軽巡2駆逐艦5と報告され、また今日の哨戒機の報告でも重巡5軽巡5だとのこと。カタリナのパイロットはNavSスキル70以上ばかりなのですが、その艦種識別能力にはかなりの問題がありそうです。4月26日に入港し、歩兵師団5個を輸送してきたTFも重巡9軽巡1と報告されていましたが、あれも実は巡洋艦ではなく、兵員輸送艦と護衛の駆逐艦だったのでしょう。巡洋艦ばかりのFasttransport TFで6万名も運べるなんておかしいと思っていましたが、ようやく腑に落ちました。

ところでこの機雷原。4月29日にラングーンから南下した日本のTFは無事に通過し、かなり残念な思いをしました。もともと米潜2隻で合計40個しか敷設していないし、4月27日に敷設してから1週間経つので、33個しか残っていないはず。そのうち3個も有効に作動してくれたんですから、本当にラッキーでした。

いっぽう、中甸国境を越えた日本軍の数が4ユニットに増えました。後続の動静に関する情報はやはりありませんが、4ユニットだけが相手でもラシオ防衛は無理です。遅滞のために1ユニットだけ残し、あとはすべて後退させることにしています。

蘭印では戦闘機 86機(Martlet IV 22, Kittyhawk III 11, P-38E Lightning 12, P-38F Lightning 6, P-40K Warhawk 35)と四発爆撃機 61機(B-24D Liberator 14, B-24D1 Liberator 47)でケンダリーを空襲しました。CAPはいないだろうとは思っていましたし、実際いなかったのですが、万が一ということもあるし、四発爆撃機は大切なのでsweeperも投入したのです。戦果の方はAirbase hits 34、Airbase supply hits 1、Runway hits 65、Port hits 27、Port supply hits 5に加え地上の二式戦20機と零戦3機を破壊することができ、期待以上の働きをしてくれました。

蘭印ではその他、アンボンを双発爆撃機 36機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 18, B-25D1 Mitchell 9)が向かい飛行場にAirbase hits 8、Airbase supply hits 5、Runway hits 29のダメージを与え、またディリにもクーパンからの双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が飛んで、Airbase hits 2の戦果を得ました。

中国軍の残存部隊に対する日本側の空襲はいつも通りですが、その他、大きな戦闘はありません。しかし気になることが一つあります。それはミンダナオ島の北岸を東に向かうAMC(仮装巡洋艦)8など10隻のTFです。8隻全部がAMCとは思えませんが、 艦種から判断して兵員を輸送している可能性を否定できません。きのうはここから3ヘクス西北西の海域を航行していたのですが、ブトゥアンへ守備隊を運んでいるのでしょうか?タンカー2隻の方はバリクパパンに向かっているのでしょう。駆逐艦2などのTFはASW TF?

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