2013年1月3日木曜日

大戦後半の海軍機のR&Dなど


大戦後半の日本の陸軍戦闘機のおすすめというエントリーで、陸軍機についての意見を紹介しました。海軍機についても、Seriously, N1K5-J George in Oct, 43?というスレで触れられていたので紹介します。このスレは、PBEMの対戦相手がR&Dに尽力して紫電改(N1K5-J)の生産開始を2年も早めてしまい、空戦でやられてしまっているという不満から立てられたスレです。R&Dの仕組みについては別にして、ベテランプレイヤーの日本の戦闘機に対する評価は、紫電改はたしかにいい機種だが最高速度が遅いので大戦後半の連合軍の新型戦闘機にはかなわない、四式戦疾風の方がまだ手強い、Ki-83ならイーブンに戦える、といったところでした。

大戦後期の機種の生産開始を早めるR&Dの方法ですが、数段階にわたってアップグレードパスがつながっている機種については以下のような方法が可能です。例えば、三式戦飛燕Ki-61はKi-61-Ia Tony → Ki-61-Ib → Ki-61-Id → Ki-61-II KAI Tony → Ki-100-I Tony → Ki-100-IIとアップグレードパスが続きます。Ki-61飛燕も良い戦闘機なのでしょうが、IaもIbもService Ratingが3で迎撃機としてつかうのはまず無理です。IdになってようやくService Ratingが2になりますが、この時期には四式戦疾風Ki-84a Frankが生産可能になりますから、わざわざ飛燕を選択する必要性が薄くなってしまっています。それでは三式戦飛燕の系列にみるべきものがないかというとそんなことはなく、狙い目は五式戦 Ki-100です。五式戦は水冷エンジンを止め、空冷の金星を搭載することでService Rating 1を実現しています。この時期の日本機でService Rating 1の機種は貴重ですから、是非とも早く戦力化したいもの。
どうするかというと、まずはこの系列の最初の機種Ki-61-Ia TonyをR&Dラインの対象に選択します。生産ラインの規模は30が最適とされていますから、30にします。0(30)で始まり、初めのうちはなかなか修理が進みませんが、じっと我慢。やがて30(0)となり、Ki-61-Ia TonyのR&Dラインの修理が完了です。ここでこのR&Dラインが実機の生産工場にしてはダメです。生産の始まる前にR&Dの対象機種を、アップグレードパスの次の機種に変更します。R&Dラインの対象機種を変更すると、R&Dラインがまたまた修理の必要な状態に戻ってしまう仕様ですが、アップグレードパスの次の機種に変更したときだけは、修理完了の状態が維持されます。
Ki-61-Ia TonyのR&Dラインを次の機種Ki-61-Ibに変更したら、その状態で1ターン進めます。次の日になったら、Ki-61-IbをKi-61-Idに変更。その次の日にはKi-61-IdをKi-61-II KAIに変更。その次の日にはKi-61-II KAIをKi-100-Iに変更といった風にすることで、お目当ての五式戦の生産開始をかなり早くすることが可能(なはず)です。このやり方で、今のゲームでは五式戦のR&D中です。

あと、このスレの中ではR&Dのエンジンボーナスが触れられています。R&Dの対象となる機種が使用するエンジンの在庫がプールに500台以上あると、R&Dポイントが1増えるというものですが、このボーナスを得るとエンジンを1台消費してしまうとレスしている人がいました。特にそれを否定するレスもつかないので、きっと正しいのでしょう。

私も現在のゲームで百式重爆のR&Dをしている時にこのエンジンボーナスの恩恵を受けました。百式重爆はHa-34を使用する機種で、Ha-34を使用する機種はほかには二式戦だけです。で、百式重爆がエンジンボーナスを受けてR&Dしていると、二式戦の生産に使う以上にHa-34エンジンが減っている印象をもちました。そこでR&Dボーナスを得るにはエンジンを消費するんじゃないかとフォーラムで質問したら、即座にNoの答えがあって、特にそれに反するレスもつきませんでした。不審には感じましたが、そういうものかなと自分を納得させていました。ところが今回このスレを見て、R&Dボーナスの代わりにエンジンが消費されることを、他のプレイヤーも実感したんだなと気づきました。

以下にスレを紹介します。

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現行の飛行機開発の仕様をつかって、私の対戦相手は紫電改(N1K5-J)の生産開始を1945年10月から1943年10月まで早めることに成功した。しかも規模30のR&Dラインを10つかっただけで。2年もだよ。ところで、紫電改(N1K5-J)は優秀な機種で、1944年4月から配備されるP-47D25を簡単に撃墜している。


規模30のラインが10だと、一ヶ月に300R&Dポイント。エンジンボーナスがあると2倍になるから、一ヶ月に600ポイント。4ヶ月の研究で24ヶ月分前倒しすることができる。5月にN1K1が生産可能になってすぐにN1K5-Jの研究を開始すれば、10月にはN1K5-Jを利用できるようになる。N1K5-Jはいい飛行機で、1943年10月ならよけいにそうだけど、P-47D25を簡単にやっつけることができるとはいえないと思う。日本側もP-47とまともにやり合えるようになったとは思うけど。あなたにとって厄介なことは、P-38やF4Uじゃ手こずることじゃないかな。でも、紫電改は戦局を変えてしまうような機種ではないよ、service ratingが3なんだし。あと、本当に問題なのは四発爆撃機が大丈夫かってこと。大戦末期の戦闘機が出現するまで、K5タイプの紫電改が最良の四発機キラーなんだ。


検証してみたところ、N1K5-J対P47D25のキルレシオはだいたい1:1.5だった。私の言いたい点は、現行の研究開発の仕様だと、素晴らしい機種を2年も早く生産できるようになってしまうこと。しかも大したコストをかけずにだ。日本の戦闘機の制約はエンジンだが、このゲームでのエンジンの研究開発は驚くほど簡単だ。こういう研究開発はゲーム開発者の意図とは違ってしまっていると思う。


とことんsweepしてみてごらん。紫電改のservice ratingは3だから、数日後にはほとんどが修理中になってしまう。それに対して連合軍の航空部隊のローテンションは容易で、つねに元気な部隊があたるようにすることができる。その後に四発爆撃機を送り込めばおしまい。
この研究開発にあなたの対戦相手が大したコストをかけてないなんてことはないと思うよ。エンジンボーナスの恩恵を被るには1200台のエンジンが必要(訳注:エンジンボーナスを得るとエンジンを一台消費する??)だから、HI 21600ポイント、つまりパイロット養成学校の運営費用一ヶ月分にあたる。もちろん1943年10月にK5紫電改とやりあうのは連合軍にとって愉快なことではないが、それでも大丈夫。P-47が搭乗するのはもうすぐだし、艦載機としてはF4U-1Aが利用できる時期だ。イギリスにも優秀な戦闘機が配備され始めるし、数の増えてきた四発爆撃機の数は日本側プレイヤーを安眠させない。大変ではあるけど、もともとこのゲームの連合軍が簡単だっていうわけではないし。航空機の研究開発の仕様は、PDUがoffの場合、つまりプレイヤーが多機種を生産しなければならず、たった一つの機種に絞って研究しにくい状況に向けて調整されているんだと思う。現状の研究開発の仕様でPDUをonにすればあなたの紹介してくれたようなことが起こりうる。でもゲームエンジンのバグを悪用したものでもないし、HRに違反するわけでもないのなら、折り合ってゆくしかないでしょう。またたしかにエンジンの研究開発は容易だが、まずエンジン開発ラインを修理しなければならないし、エンジンだけでは飛行機は出来上がらないから機体を用意することも必要なことを忘れるべきではない。最後に、これはゲームだから、日本側プレイヤーがなるべく早く優秀な機種を入手しようとするのは当然だと思うし、ゲームをよりバランスのとれた状況で、より長く楽しむためにはそれもありだと思う。


P-47D-25にかなう機種はないし、N1K5がそんな機種でないことはたしかだ。優種なことはみとめるが、連合軍も新型機が手に入るようになるんだから、怖れることはないよ。対戦相手のつかったR&Dライン10という数はかなりのもので、経済的な影響は大きい。2年早まるというのは極端すぎる気もする... その時期までにN1K系列のラインの修理をすべて終えておくにはどうしたらいいんだろう?ところで、紫電改は戦争に勝利をもたらす機種じゃない。それはたしかだ... それにN1K5はHa-43エンジンをつかうんじゃなかったけ?もしそうなら、Ha-43エンジンのR&Dにもかなり努力したことになる...ということは、他の貴重なエンジンの生産に振り向けることのできるラインはそれだけ少なくなっているわけだ。日本の陸海軍の航空部隊が勝利を得るためにはバランスをとることが必要だ。N1K5を利用できても、昭和18年10月の時点で九六陸攻や一式陸攻や九七艦攻や九九艦爆を使っていては勝利は得られないだろう、1944年登場の複数の機種を1943年に利用できるようになることの方が、1945年登場の1機種と1942年以前の機種ばかりを1943年後半に利つかうよりはいいと思う。


「N1K系列のラインの修理をすべて終え」る方法だが、新型機種が生産可能になる前の月には研究開発ラインの修理が急速に進む。N1K1の研究開発ラインの修理が終わり次第、実機の生産に転換されてしまう前にN1K5の研究開発に変更する。10ラインとエンジンボーナスがあれば、4ヶ月で2年分前倒しできる。


PDUがonで、realistic R&Dをoffにして、HRを決めないままにしておくと、上手い日本側プレイヤーはとんでもないことをしでかす。でも結局は日本側は敗北の運命にあるけど。個人的にはエンジンボーナスは廃止した方がいいと思っている。エンジンボーナスはばかばかしいとしかいいようがない。もうひとつ、ばかばかしいアップグレードの経路がある。二式水戦から零戦52型につながっている経路のことだ。


この件についてはスレ主さんの意見に賛成だ。紫電改の生産開始が2ヶ月も早まるなんてとんでもないことだ。1943年10月以降、対戦相手が一ヶ月に生産できる紫電改の数はどのくらいになると思う?そして、昭和17年10月以降の連合軍機のbuild rateを確認してみよう。その紫電改の数と同じだけ1941年12月にアメリカ軍が P47D2やF4UA1を利用できるとしたらゲームは台無しだよね。紫電改が戦局をひっくりかえしたりしないのはたしかだが、面白くなくなってしまう。数ヶ月早まるのはいいにしても、2年というのは歴史に基づいたゲームの域を超えている。仮想戦記ゲームなら話は別だが。


あなたは歴史の再現が希望なの?それとも面白いゲームをお望み?連合軍が1944年に利用できる物量を考えると、一機種の生産開始が早まる程度ならゲームがより面白くなるだけなんじゃないかな。これはAFBからの意見だけど.... 


このテーマは時々話題になるね。私の意見と私流の解決法を書いてみようと思う。まず、こういった成果をあげるにはかなりの経済的なコストがかかることを確認しておきたい。その点だけはスレ主さんも間違っている。規模30のラインが10あれば30*10*1000 = 300,000なので修理にサプライ30万トンが必要なのと、エンジンボーナスを得るにはエンジン工場の拡張と修理にやはりサプライを消費する。エンジンボーナスを得るとエンジンを消費し、在庫が500台を下回ると、ボーナスは得られなくなる。これに加えて、規模を拡張する時にHIとサプライとmanpowerを少ないが消費する。次に、これらの施設を他機種の研究につかえないことによる機会費用の問題がある。このゲームの研究開発は、2/3の法則に従う。オリジナルの生産開始日までの期間の2/3はR&Dラインの修理にあけくれ、残りの1/3で研究開発ポイントが生み出される。だから、生産開始日がかなり先の機種では、複数のR&Dラインをあてることで投資に見合った恩恵が得られる。たしかに研究開発は強力すぎるが、その是正策もいくつか考えられる。第1はHR。同一の機種にあてることのできるR&Dラインの数を制限したり、Realistic R&Dルールを採用したり、また以前みたことがあるが研究開発によって早めることのできる月数を1942年の機種なら2ヶ月、1943年の機種なら3ヶ月、1944年の機種なら4ヶ月までと決めたり、エンジンボーナスを利用しないようにしたりなどのHRを考えることができる。第2は経済mod。戦闘機や戦闘爆撃機の生産開始予定日を数ヶ月遅らせておいたり(上記のR&Dの月数に準じて)、R&Dラインの研究機種の変更をアップグレードパスの直後の機種に制限(例えばA6M3からはA6M3aだけでA6M5に直接進めない)したり、 新型エンジンの生産開始予定日を数ヶ月遅らせたり、新型機のエンジンを汎用のエンジンではなく特殊なエンジンに変更したり、新型エンジンの生産コストを増加させたり、R&Dラインの数を減らしたり、すべてのR&Dラインが0(0)の状態から始まったり、実機生産ラインの数を減らしたり(R&Dラインを実機生産ラインに転換する必要性が増加する)、1942年後半に生産開始が予定されている機種でも研究開発しないとその時期から生産できないようにしておいたりなど。第3はコードの変更。R&Dのエンジンボーナス(でもこのボーナスがどのくらい広く利用されているのかは不明だ、これを利用するコストはかなりのものなので)を削除したり、2/3の法則を修正(新型モデルのR&Dラインの修理頻度を変更するなどして)したり、R&Dラインの最適規模を30より小さくするなどしてR&Dポイントの産出効率を低下させたり、飛行機やエンジンの生産に必要な資源を増やしたり、全ての機種に研究開発を必須(研究開発しない機種は生産できない)にしたり、研究開発を廃止(でも私は研究開発が気に入っているので廃止してほしくはない)したりなどの変更。WitP AEの最高指揮官版ができるならば、飛行機の性能が変化する可能性、PTO IIみたいな研究開発、HOIみたいな研究開発、なども希望したい。まあ、仕事の準備のためにちらかった机の上を片付けていて思い付いたことに過ぎないけど。


修正の必要がある?あなたのいう通り、研究開発は日本側に選択肢を与えてくれるものだ。日本側プレイヤーは経済的な決断をして、連合軍側はそこにつけ入ることができる。それともあなたは、研究開発の仕組みがあることで、ゲームバランスを崩してしまうような有利さを日本側が享受しているとでもいうの?このゲームはシミュレーションではない。このスレに持ち出されている問題は、このゲームがシミュレーションであると誤解したことによって生じる類いのものなんじゃないかい。


私はDamianさんの意見に賛成だ。この紫電改の例のような極端な研究開発の促進に要する費用は成果に見合わないと思う。日本にとってサプライ30万トンという数字は重大だ。しかもエンジンのR&Dラインの拡張と修理にも出費しなければならない。また、エンジンボーナスを得るということは多量のHIの消費を意味する。すべてをサプライに換算するとN1K5を入手するためにおそらく100万トンくらいのサプライを浪費したことになる。1944年のN1K5紫電改は戦争を決する機種ではないが、サプライ100万トンは日本帝国にとって死活問題だ。私はRealistic R&D ONでプレイしているのでこんな風に感じているが、このオプションをoffにしてあればまた見方が異なるだろう。スレ主さん、私もあなたと同じような経験をしたことがあるけれど、日本の新型機をそんなに恐れる必要はないよ。


「 修正の必要がある?」かって。あなたがどんな風にプレイしようとそれは自由だ。私は、スレ主さんやスレ主さんと同じく、私の持っている意見の一面に興味を持ってくれる人たちに向けてレスしただけだ。私は、R&Dの仕組みがある意味完璧に機能していて、細部にこだわってプレイしようとしている人にとっては好適だと思うし、そういうプレイの仕方もありだと思う。他方、R&Dがかなり簡単すぎるとも思うので、もっとリアルなプレイを望む人(例えばスレ主さん)のために解決策を提示したみたんだ。解決の提案の一部はコードの変更を要するものになっているが、思い付いたものをそのまま書き込んだからで他意はない.


そんな印象を与えてもうしわけない .. 連合軍側ばかりでプレイしていて、日本の経済がどう動いているのかもよく知らないし、日本を有利に導くような裏技がないのか尋ねてみた。本当に、私の質問は裏技があるのかどうか、それともあなたの提案がより史実に沿ったゲームを可能にすることを意図したものかどうか尋ねただけだったんだ。修正が行われるのだとしたら、修正を要する事項はたくさんある。いま私が関心あるのは敵の空襲が探知されるのが目標のヘクスでだけという空戦モデルの方で、修正論議に熱くなるとしたらそっちの方だ。ということはおいといて、私がこのスレに関心を持ったのは、日本側に経済的な選択の自由があることをスレ主さんが怖れていたからだ。私の場合はそんな選択を対戦相手がしたとしても楽しく受け止めるだけだ。私なら1944年にカミカゼの数が少ないことを、N1K5への過剰の投資が航空機の生産に影響を与えたからだろうと受け止めることができる。少数の新型機が日本側に配備されてはいても、他機種の在庫が少なくなってしまった状況を予見することもできる。スレ主が、ゲーム内で許されている選択を問題視しているのではなく、このゲームが史実とは慣れていってしまうこと自体を問題視しているのだとしたら、まったく別のはなしになってしまうが。


本当に問題なのは、Realistic R&Dをonに、 PDUをoffにして、こういったことができるかどうかだ。答えは”No”。ある領域に絞れば研究開発をかなり早く進めることも可能だが、PDUがoffだと特定の機種を使用できる飛行隊の数はかなり限られているので、研究開発の努力すべてを1-2機種に絞ることは現実的ではない。Realistic R&DとPDUをともにonにしてゲームを開始したということは、ちかいうちに非現実的な成果が出現したとしても甘んじて受け入れるべきだろう。他方、対戦相手が人間ならば面白くプレイする期間が長くなったと思うべきだろうし、日本側プレイヤーの多くがこれを希望するのをよくわかる。Realistic R&DもPDUも、仮想戦記的なの設定であることは銘記しておくべきだ。これをもってゲームエンジンの欠陥を摘発しようとするのは、本質をはずした行為だ。


PDU がoffならば1943年10月の時点で紫電改N1K5を使える飛行隊は一つもない。例外は、永久にrestrictedの横須賀航空隊だけだ...



実際には342空が1943年10月だか11月だかに登場して、N1K5を装備できる。定数27機だ。N1K5を装備できる次の部隊は1944年の早い時期に登場だ。


スレ主だが、私は紫電改(N1K5-J George)について話しているんであって、他の機種についてではない。この紫電改がどんなに強力か、みんなも検証してみるといい。高度3万フィートでP47D25と戦って100対160のスコアで打ち負かす。これがゲームの様相を変える機種じゃないと考えている人がいるようなら、1943年10月に航続距離の長い震電が出現したことを想像してみてほしい。それにしても紫電改(N1K5-J George)はどうしてこんなに強力なのか?私には理由が分からない。


こんな結果はみたことない。紫電改も優秀だが、連合軍の第2世代戦闘機はどれも紫電改より優秀だ。ヘルキャットでさえ頑張れる。重要なのは速度で、連合軍の戦闘機はみんなもっと速い。ゲームでも史実でも速度が生死を分ける。


私の経験もまったく違ったものだった。私のP-47は空中にある日本機ならどれでも平らげることができた。Ki-83だけは頭痛の種だったが、それでもそう大したものではなかった。N1K5-JはP-47D25より60ノットも遅いし、武装の命中度が低い(紫電改の20mm機関砲は四式戦の20mm機関砲より精度が落ちる)。それに震電だって「画期的」とまではいえないし。震電ならSpits VIIIがよく撃墜していた。まあ、これは私の個人的な経験にすぎないけど。


あなたが言っているのは高度4万2千フィートのこと?私の検証では、高度3万フィートだとN1K5-JはP-47D25に勝つ。私も4万2千フィートでテストしてみるつもりだ。


私の知る範囲でのゲームエンジンの仕組みを書くと、一方の飛行機が他方より速いようなら、遅い方はmaneuver値が割り引かれてしまう。P-47D25の最高速度は435mphなのに対して、N1K5-Jは380mph(四式戦より遅い)。P-47D25はN1K5紫電改より55mphも速く、6ポイントも丈夫(36対30)で、8つ装備した0.5インチ機関銃は古めかしい99式2型20mm機関砲よりも精確だ。もちろん検証結果は、あなたの準備したサンドボックスの状況にもよる。P-47-D25は日本の飛行場の上空を高高度で徹底的にsweepするのに使うべき機種で、こうすれば日本機のmaneuverに優れた点を打ち消すことができる。Hurricane mk IIcなんかに対してKI-44c(二式戦)をつかうように運用すべき機種だ。そんな風にされると、ハリケーンの側にいいサイの目が出て守り抜ける場合もたまにはあるけれど、長い目で見ればかなわない。


対戦相手の人は研究開発すべき紫電改の型を間違えたんじゃないの。K2ならK5と99%同じ性能だし、それでいてservice ratingは2だから、service rating 3のK5と比較すると修理に要する期間が大違い........

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