2015年7月20日月曜日

ラングーンで地上戦

1943年3月28日、バリ島の北側をパトロールしていたSS S-47が日本の水上戦闘TFと遭遇しました。DD若葉に向け放たれた4本の魚雷は命中しませんでしたが、DD有明の爆雷もS-47にダメージを与えることはできませんでした。戦闘自体はこれで終了したのであまり目を惹く点もありませんが、注目なのはこのTFにBB陸奧、それにCL多摩・球磨・由良が含まれていた点です。バリ島のデンパサールを艦砲射撃するために出撃したTFなのだろうと思い、はらはらしながらリプレイを見守りましたが、砲撃の場面はなく、夜が明けてしまいました。でも冷静に観察すると、スラバヤからデンパサールへ直行するルートからはちょっとはずれていますから、スラバヤからマカッサルへか、またはマカッサルからスラバヤへ移動しただけのようです。偵察機によると、今日のスラバヤには戦艦1隻がまたマカッサルには軽巡2隻が目撃されたそうですから、どちらへの移動だったのかは不明です。でもマカッサルにいるのが軽巡だけでなく実はほかに戦艦もいるのだとしたら、明日以降ビマへの艦砲射撃を狙って移動したものかも知れません。

中国では重慶南の中国軍部隊に対し九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 52機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 113機の空襲がありました。中国軍部隊のdevice 1個が破壊され、55個がdisbaledになっています。手持ちのサプライはどの部隊もすでに0なので、disabledになったdeviceが回復する見込みはありません。

ビルマではラングーン北東の森の中をラングーンにむけ進軍中の連合軍部隊に対し、二式戦  (Ki-44-IIc Tojo) 33機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 46機による空襲がありました。連合軍地上部隊のdevice 3個がdisabledになりましたが、1万フィートから投弾した九七重爆も1機が対空砲火により撃墜されています。森林ヘクスの地上部隊に対する爆撃は降下があまり期待できないというのが定説ですが、今日のこの爆撃は連合軍地上部隊に被害を与えることが目的ではなく、すこしでも行き足を遅くすることが目的だったようです。それが証拠にこの爆撃の後、進軍の目的地であるラングーンで日本軍地上部隊によるDeliberate attackがありました。

ラングーンの日本軍は師団 2、泰国軍師団 5、独立歩兵旅団 3、歩兵聯隊 2、戦車聯隊 1に第5航空師団HQやビルマ方面軍HQなど後方部隊 8をあわせて素のAV 2812という予想を上回る規模の大軍でした。それに対し、きのうペグーから到着したばかりの連合軍部隊は歩兵師団 2、中国軍団 1と対空砲部隊 2で素のAV合計が 1430と半分の白兵戦力しかありません。しかしラングーンの市街地地形と指揮官にプラス、準備不足と疲労と経験不足のマイナス修正があり、修正AVは1227:1575。日本側の修正AV1227は連合軍の1575より少ないので、オッズ比は1:2となりラングーンを叩き出されることにはなりませんでした。また死傷者も連合軍側のdevice 19個破壊・345個disabledに対し、日本側のdevice 93個破壊・711個disabledと攻撃を仕掛けた日本側に2倍の死傷者が出ています。明後日には北東から接近中の部隊も到着しますから、包囲は万全(攻撃されてもしっかり受け止めることが出来る)となる予定です。でも攻略の目処はというと、日本軍守備隊の規模がこんなに多いようではかなり先のことになりそうです。規模が大きいだけに毎日かなりの量のサプライを消費するでしょうから、それだけが頼りです。

先日、ラングーンの北東のヘクスから日本軍部隊が何もせずに後退したことを不思議に感じました。今日のこの攻撃をみると、日本側としてはペグーから連合軍部隊がラングーンに接近中であることを察知して、これを撃退するためにラングーンに後退したわけですね。ラングーンの市街地地形のおかげで2倍程度の戦力差では排除されずに済み、本当にラッキーでした。

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