2011年7月28日木曜日

昭和16年12月の潜水艦の使い方

一般的な潜水艦の使い方は、
  1. 通商破壊
  2. 要地の防御
  3. 決戦場にまとめて配置して連合軍の大物を狙う
  4. 一連のヘクスに配置して哨戒線を形成する
などでしょうか。要地の防御は、先日Port Blairをめぐってというエントリーに書いたように、時には役立つこともあるようです。また、AARを読むと潜水艦で哨戒線をつくったり多数の潜水艦を配置して封鎖するように使っている人もいますが、私の好みには合いません。やはりこの時期にふさわしい使い方は、通商破壊でしょう。通商破壊だと言い過ぎで、実態は通商嫌がらせくらいですが。
OilとResourceを本土に輸送しなければならない日本側のシーレーンの位置は、推測が容易です。今の時期だとType 2 DCを装備した護衛艦はまだないので、連合軍の主要港から遠いことを除けばば、浅海ヘクスの黄海も絶好の狩り場になり得ます。
それに対して連合軍はOilとResourceを運ぶ必要がありません。またサプライとfuelを効率よく積み出すことのできそうな港が、例えばCONUSだけでもシアトル、サンフランシスコ、ロスアンゼルスと地域的にちらばっています。またこれらの港からオーストラリアにサプライやfuelを輸送するコンボイも、中継港としてパールハーバー、Hiva Oa、タヒチ、Penrhyn、Rarotonga、フィジーなどなどのどこを経由させるかで航路がかなり異なります。また、航続距離の長い艦船で構成されたコンボイならどこの港も経由しないで自由に航路を設定することもできます。なので、連合軍のシーレーンのありかを推測することはずっと困難です。この困難さへの手っ取り早い対策は、積出港の近傍に潜水艦を配置することです。しかし港の近傍は対潜哨戒機やASW TFからの攻撃を受けやすい欠点があり、できれば大洋の真ん中で連合軍コンボイを狙いたいものです。
開戦時、ハワイの周囲に多数の潜水艦が配置されています。これらの潜水艦の存在については連合軍側も承知しているので、そのまま置いておくのは無駄な感じがします。どこかに移動させるのですが、はじめのうちはコンボイに凝った航路設定をしてはいないだろうとの読みで、CONUSの大きな港であるシアトル、サンフランシスコとパールハーバー、Hiva Oaなどを結ぶ航路などに配置することにしました。例えば、このI-3。シアトルとパールハーバーを結ぶ航路上をパトロールさせるつもりでした。シアトルとパールハーバーを結ぶ航路がマップ上のどこを通過するのかを知るために、まずシアトルとパールハーバーの2ヘクスをパトロールゾーンの両端(ヘクスが緑色で表示される)に設定します。するとこの2ヘクス間の航路が黄色で表示されるので、それらのうちで良さげなヘクスを本当のパトロールゾーンに設定しなおすつもりでした。
昭和16年12月17日、突然機雷に接触した爆発音が聞こえました。コンバットリポートをみると、I-3が機雷で沈没していました。前回のPBEMの教訓から、潜水艦が港のヘクスに侵入しないようにパトロールゾーンを設定し、reaction rangeも潜水艦TFは必ず0にするようにしていたので、これには驚きました。古いセーブファイルを見直してみると、ご覧のとおり、パトロールゾーンの境界の片方がシアトルになったままだったので、シアトルに向かう途中のビクトリアの防御機雷に接触してしまったのでした。
こういう失敗もありますが、この航路途中の待ち伏せ作戦で8隻ほどの商船を沈めることができました。12月下旬になって戦果が得られていないのは、独航船がなくなったことと、waypointを利用して大きな港の間を直航しないように工夫し始めたからでしょうね。これからまた新たな狩り場を探す作業が始まります。



AFTER ACTION REPORTS FOR Dec 17, 41
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TF 23 encounters mine field at Victoria (209,51)

Japanese Ships
      SS I-3, Mine hits 1,  on fire,  heavy damage
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