2011年8月25日木曜日

パレンバンで41隻の艦船が撃沈される

昭和17年1月28日は、スマトラ西岸のBenkoelen港の西でI-122がxAP Dominion Monarchを雷撃して魚雷が一本爆発するアニメーションから始まりました。Dominion Monarchはイギリスとオーストラリア・マラヤを結ぶ航路の豪華貨客船なので、魚雷一本じゃ沈まないだろうな、でも沈んでほしいなあと思いながらリプレイをみていました。
すると、予想外の事態が発生。パレンバンでサプライを揚陸中の船団に、CA Houstonを基幹にCL8隻とDD10隻とからなる連合軍TFが殴り込んできたのです。唖然としてみていると、何度も水上戦闘がくりかえされ、日本側の艦船が次々と撃沈されてゆきました。結局、CL3隻、DD3隻、PB2隻、SC6隻、AK1隻、xAK18隻、xAP8隻の合計41隻が撃沈されて、日本側艦船は一掃されてしまいました。パレンバンのヘクスだけでも合計30回の水上戦闘が発生し、今日のリプレイをみるのは試練でした。揚陸がほぼ終わっていた18ノットのxAK十数隻と、機雷が敷設されていなかったので用済みのDMSと、艦砲射撃で弾薬を使い果たしたCA基幹のTFは昨日の段階で帰投させたので、襲撃から逃れることができました。また、陸兵の揚陸がすべて終わっていたのも不幸中の幸いでした。でも、サプライは充分ではないので、これからfast transport TFを送る続ける、ソロモンキャンペーンみたいな戦いが始まるのかも知れません。
史実の第一次ソロモン海戦では連合軍の巡洋艦を叩きのめした後に帰投したわけですが、泊地の輸送船を攻撃する判断を三川中将がしていたら、ちょうどこんな感じの戦果になったのでしょう。そのくらいひどい敗北で、士気におよぼす影響は甚大。士気振作のためにはやけ酒でもあおるか、また女性だと甘いもののやけ食いなのかもしれません。私は昨年の交通事故の後遺症で嗅覚完全脱失・味覚障害があり、飲み食いする方にはとんと興味がなくなってしまっています。かわりに先日から買おうかどうしようか迷っていた洋書を2冊amazonにオーダーしてしまいました。予定外の1万3千円の散財ですが、このくらいしないとやってられない気分だし、ちょうど給料日だしいいかなと。
海空戦のラストは、ジャワ島南西に進出させた機動部隊からの攻撃でした。ジャワ島から南西に向かっていた小さなAO、CMを撃沈したのと、バタビアのプリンスオブウエールズに雷爆撃を実施して250kg爆弾十数発と魚雷3本が命中しました。250kg爆弾の戦艦への効果はいまひとつなのと、港のヘクスなので沈没はしないのでしょう。でも魚雷命中でかなりのダメージを与えたのはたしかなので、このさき安全な港への回航は困難でしょう。これは、WitP AEの神様がくさらずにゲームを続けてねという意味でプレゼントしてくれた戦果のような気がします。
今回の悲劇の原因についての考察、その1。日本側もパレンバンのヘクスにはCL3隻、DD3隻の水上戦闘艦がいました。ただ、これらはsurface combat TFではなく複数のamphibious TFに配属されていました。同じ水上戦闘艦どうしでもsurface combat TFよりもamphibious TFの方が成績が劣るというのは通説で、今回もそれにあたります。また数的にも劣勢だったことと、上陸の援護射撃で弾薬が減っていたことも手伝ったこういうことになったのでしょう。不利な状況下でもCA HoustonとCL De Ruyterの2隻を撃沈したのはIJNの諸君の賞賛に値する奮闘でした。
今回の悲劇の原因についての考察、その2。そもそもこの惨劇はパレンバンのヘクスに連合軍の水上艦隊が苦もなく侵入できたことから生じたことで。ではなぜ侵入を許したのか。バンカ島の南に連合軍の水上艦隊がいることは昨日の哨戒飛行で判明していました。おそらくパレンバンの船団を狙っていることも間違いないと思っていました。パレンバンへはバンカ島の東岸を北上するルートをとるものだとばかり思っていたので、それに対する備えとして、バンカ島の北側にBB基幹のTFとCA基幹のTFを配置してパトロールさせていました。ところが実際にはスマトラとバンカ島との間を通過してパレンバンに侵入したのでした。私はこのバンカ海峡が通過可能だとは思ってもみなかったのです。これが今回の最大の敗因でした。

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