2013年5月16日木曜日

西安上空とオーストラリア西岸の空戦で大敗


昭和18年5月25日、昨日のエントリーで予想した連合軍のビルマへの空襲はありませんでした。かわりに中国とオーストラリア西岸での空戦で手痛い敗北を喫しました。中国は西安の上空。連合軍側はサプライにも余裕が見えてきたようで西安の飛行場を拡張していて、先日、規模4に達しました。これまで西安に連合軍機の姿はなかったのですが、前日5月24日に偵察機が100機近い戦闘機の存在を報告しました。中国戦線では飛行場爆撃により中国軍のサプライを破壊することを主眼に活動しています。大軍の集まるところほどサプライが集中しやすいので、華北では両軍が対峙している南陽を第一のターゲットとしてきました。重慶からのLRCAPに待ち伏せされて大きな被害を受けたことが何度かありましたが、このところは迎撃を受けることもなく爆撃を実施できていました。重慶・南陽間は距離9ヘクスありP-38でしかLRCAPができないのに対し、しかし西安に戦闘機が常駐するようになると、西安・南陽間は5ヘクスですから他機種でも充分にLRCAPが可能になります。西安を連合軍が選んだ理由は距離の他に、後方の天水まで鉄道線が通じていることがあると思います。万が一、日本側からの飛行場爆撃が厳しくなってdamegedの機体が増えても、鉄道で天水に移動させることができますから。

このままだとまずいので、できれば西安の飛行場を爆撃して制圧したいところです。CAPの待ち伏せによる爆撃機の大損害が怖いので、基本的にsweepしてから爆撃機が護衛戦闘機とともに向かうようにしています。しかし日本側の中国における主要飛行場である漢口から西安へは距離9ヘクスあり、二式戦では増槽つきでもsweepできません。そこで、24日に西安から5ヘクスの開封に二式戦2個戦隊を移動させ、sweepしてみました。今日は3波59機の二式戦(Ki-44-IIa Tojo)が西安上空に向かい、連合軍側は42機のP-40K Warhawkと24機のF6F-3 Hellcatが迎撃しました。3波に分かれて空戦時にはいずれも少数で多数と戦う羽目に陥ったのは確かですが、それにしても意図とは違って、26機が撃墜される大損害を被ってしまいました。P-40の損失は11機、F6F-3は6機と報告されていますから予想外の大敗です。ビルマからインドへはしばらく前にインパールにsweepして大きな被害がでたので、それ以来、実施していません。中国でも中国空軍ではなく米軍機がCAPするようになると勝たせてもらうのはムリなようです。大戦後半の空戦に関するスレでは最高速度の重要性が語られていましたが、二式戦は毎時376マイルなのに対してP-40K Warhawkは370、F6F-3 Hellcatは373とほぼ互角。速度の優位がないとなると、armor 0で武装が弱いという二式戦の欠点が際立ってしまいます。さらに今日のsweepでは距離5ヘクス飛行してからの戦闘でしたから、これも影響したのでしょう。いずれにせよこれからは中国の空でもらくな戦いはさせてもらえなくなるようです。

オーストラリア西岸のBroomeの西に連合軍のTFが発見し、チモール島クーパンから九六陸攻13機が雷撃に向かいました。連合軍TF上空にはKittyhawk III 5機とF4U-1 Corsair 7機がCAPしていて、陸攻は全機が雷撃に入る前に撃墜されるという史実にもありそうな悲劇になってしまいました。3月31日にクーパンが艦砲射撃を受け大損害を受けたことがありましたが、それを防ぐためにもクーパンの陸攻には哨戒とnaval attackを指示してありました。Port Hedlandに連合軍戦闘機の存在することは知っていたので、クーパンから距離12ヘクス、ちょうどこのヘクスまでの哨戒を指示してありました。Port Hedlandから5ヘクスあるから大丈夫かなと思っていたのですが甘かった。Broomeはクーパンの陸攻の攻撃圏内なので、連合軍はPort Hedlandの戦闘機全機にLRCAP 100%を指示してあったんでしょう、きっと。銀河のR&Dが奏功して昭和18年6月から生産可能にというエントリーで6月1日から銀河の生産が可能になることを書きましたが、今日の攻撃が九六陸攻でなく銀河だったら多少は違う結果になったでしょうか?護衛戦闘機なしだと九六陸攻でも銀河でもほとんど一緒、1-2機が生き残れる程度の差しかなかろうと私は想像しています。ところで、連合軍のTFはDD(駆逐艦)2隻、APD(高速兵員輸送艦)1隻、AM(掃海艦)1隻で構成されていて、おそらくBroomeに飛行場建設のための部隊を輸送していたのだと思います。Port Hedland → Broomeと着実に基地を北上させて、クーパンとダーウィンを干上がらせる予定なのでしょう。

悲劇の続く5月25日のささやかな戦果。オーストラリア西南のパースの南西で呂33潜がASW TFの
AM Wagga(VP 2, 625トン)を撃沈しました。そのかわり僚艦のAM Rockhamptonの爆雷でSys 26, Flt 64(42), Eng 12(10)という大きなダメージを受けてしまいました。スラバヤまで辿り着けるか、微妙なところ。今回の戦闘のあったヘクスは、アメリカ西海岸やオーストラリア東岸からパースに向かうコンボイが通過するかなとおもってパトロールさせていました。そのあたりは連合軍側に抜かりはなく、しっかりASWパトロールをしているのでした。

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