2015年5月7日木曜日

staticユニットもその原因となるdeviceの消滅で移動できる


1943年2月22日、きのうは空襲のなかった重慶に百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 26機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 13の被害がありました。守備隊に対する爆撃は2日続けてなしでしたが、もう不要という判断でしょうか。しかし日本軍地上部隊による砲撃は今日も実施され、守備隊のdevice 6個が破壊され、4個がdisabledになっています。

重慶の中国軍守備隊の一部を輸送機で保山に後送する件は中国軍の空路による転進を考えるなどのエントリーで触れました。その際、restrictedの指定がないChina Command HQ麾下の部隊でも、**Chinese Garrison**というアステリスクで囲まれた名称のdeviceを含んでいると移動不能の状態にあること、また日本軍の攻撃でこの**Chinese Garrison**deviceが破壊されてしまえば移動できるようになるはずだがこのdeviceはなかなか破壊されないのではないかと考えていることも付記しました。しかしきのうの第7回重慶総攻撃で、CAF HQ(中国空軍司令部)ユニットに含まれている**Chinese Garrison**deviceを日本軍が破壊してくれたのです。もともとこの CAF HQユニットにはこのdeviceが1個しか含まれていなかったので、晴れて自由の身となれたわけです。インフォメーション画面の左下隅には引き続きStaticという表示がありますが、保山の輸送機に重慶からのpick up troopを指示すると、このCAF HQユニットも選択肢として表示されるので、空輸可能になっているものと思われます。

輸送機で後送したいもう一つの本命ユニット、China Command HQ(中国軍最高司令部)ユニットの方には、この**Chinese Garrison**deviceを18個(TOEでは定数20個ですが、だいぶ以前の日本の攻撃で2個だけ破壊されています)も含まれているので、全部が破壊されるなんて事態は発生しそうにありません。つまり蒋介石の救出はやはり無理そうです。ところで、中国軍HQユニットに添えられている写真の人物は誰だかご存知ですか?やはり蒋介石でしょうか。禿げているから蒋介石でもいいような気もするし、それにしてはあまりに人相が良すぎる気もするし。

今日のビルマでは戦闘がなく、平和な一日でした。連合軍の地上部隊がマグエの南西のヘクスに到着しましたが、ここには日本の部隊の姿はなく。ヘクスの支配権は連合軍側のものとなりました。ヘクスの支配権を握ったので、イラワジ川西岸の部隊が予定している明日の渡河も粛々とすすめることができそうです。なお、このユニット自体は渡河してきたわけではなく、南西側のジャングルから移動してきたものですが、当初は北西側および西側から渡河中の部隊と合流した後にマグエの攻略を考えていました。しかし、制空権が日本側にある状況では爆撃による混乱値や疲労値の上昇が避けられず、開けた土地での地上戦は避けた方が無難なようです。

蘭印でも大きな戦闘はありませんでした。唯一の戦闘はアンボン上空での空戦でクーパンからのB-24D Liberator 4機が零戦(A6M2 Zero) 40機と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 37機に迎撃され、4機(被撃墜 3、Ops loss 1)とも失うというものでした。昨日のアンボン空襲の大きな被害に驚き、今日は全部隊に休養を指示してあったはずだったのですが、一部隊だけ指示がもれていました。でも、この4機の犠牲のおかげで、日本側のアンボン防衛の意思の硬いことが明らかになりました。昨日のアンボン空襲が連合軍機に多数の損失を出したことで分かるように、アンボンを空襲だけで叩くのは難しいと判断しています。そこで艦砲射撃の出番となりますが、しばらく前からアンボンのヘクスには潜水艦のアイコンがしょっちゅう表示されていました。艦砲射撃に出かけた戦艦や巡洋艦が日本の潜水艦や特殊潜航艇の奇襲を受けるのも嫌なので、艦砲射撃の露払いとしてASW TFをアンボンに送りってみました。しかし今日は潜水艦のアイコンは表示されず、またASW TFも潜水艦に遭遇しませんでした。残念。

潜水艦の心配が薄れたこのタイミングに艦砲射撃を実施したいところですが、別の難題が出現です。テルナテの北東4ヘクスに機動部隊が出現したのです。空母3、護衛空母3、戦艦3、重巡1を含む10隻のTF(戦闘機 177、爆撃機 197、その他9)が西に向かって航行中という哨戒機の報告ですが、一昨日ボエラの連合軍TFを空襲した空母TFが燃料や弾薬を補充して戻ってきたのか、それとも前回のとは別の空母TFなのでしょうか?後者、つまり2つの空母TFにかわるがわる圧迫を加えられるという展開になると非常にまずい感じです。

きのう目撃されたDMS(駆逐艦改装掃海艦)3隻のTFは今日もフィリピン海を西進中です。こちらのTFは連合軍の哨戒圈がどの辺まで伸びているかを観測する挺身隊なのではとも思えてきてしまいます。空母でテルナテを制圧し、哨戒圈の外から密かにテルナテ奪還の上陸船団を接近させる準備を整えているなんてことになると、こちらとしてはテルナテ防衛のうまい手だてがありません。とりあえず、アンボンだけでもなんとかしたくても、空母にこんなに近寄られたのではね。困った。


その他、蘭印では一昨日のボエラ空襲で250kg爆弾を受けたxAP St. Mihel(6070トン、VP 12)が火災で沈没しました。この空襲により沈んだ艦船の中で最も大きな船です。こういった暗い話が多い中、唯一の明るい話題はボエラ油田で産出された原油の初荷5513トンのオーストラリア西岸パース港入荷です。オーストラリアには合計で規模55の精油所があります。開戦後しばらくはパースに陸揚げされた蘭印産の原油をつかってフル操業していましたが、それも1942年1月中旬で底をつき、あとは規模10しかないオーストラリの油田産の原油を細々と精製していただけです。今後も、精油所の従業員の職場を確保するため、原油の順調な入荷が望まれるところです。まあ、WitP AE的にはアメリカ産と中東産の重油を送られてきていれば問題はないのですが、連合軍最高司令官だけでなくオーストラリアの首班役も務めるプレイヤー的には原油を確保してあげたくなります。

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