2013年6月30日日曜日

軽巡・駆逐艦あいてではPTボートも歯が立たず


1941年12月10日の夜、ルソン島東岸のViganの日本の上陸船団を攻撃するためマニラから派遣したPTボートがCL那珂・駆逐艦7隻のTFと接触しました。本当は軽巡や駆逐艦とではなく、商船に魚雷を放ちたかったのですが、日本の軍艦はきちんと護衛任務を果たしていました。それでも、昨夜は月明46%と暗く、しかも雨が降っていたので視程は1000ヤードしかありません。1000ヤードからの雷撃なら軽巡や駆逐艦にも命中するかなと期待したのですが、日本艦隊の指揮官の西村さんはかなり優秀な人のようで、Nishimura, Teiji crosses the 'T'と自在に艦隊を操り一本の命中も許しませんでした。機関銃弾が那珂に2発命中しただけで、PTボートが1隻撃沈されてしまいました。その後、明るくなってから同じ組み合わせで2回の水上戦闘がありました。視界の悪い夜の戦闘でこれですから、魚雷を使い果たした後の昼間の戦闘はもっとダメダメで、合計で5隻のPTボートが撃沈されてしまいました。Viganには連合軍側の地上部隊がいないので、その後の陸戦フェーズの日本の攻撃で占領されてしまいました。

昨日タンカーを3隻沈めたCL川内・神通の行方が分からなくなっていること、砲弾をたくさん使ったからカムラン湾にでも戻ったのではと書きましたが、ジャワ海に侵入してきていました。バタビアの2ヘクス北側でパレンバンから避難してきていたTK Harpa、TK Pinna、TK Pleiodonのタンカー3隻がCL川内と駆逐艦2隻に接触されたのです。今日もまたタンカーを沈められてしまうのかなと見ていたのですが、距離12000ヤードでお互いを視認した後、”Both Task Forces evade combat”ということで戦闘は起きませんでした、やれやれ。連合軍側としては満足ですが、日本側もやる気がなかったわけではなく、きっと弾薬の残がかなり少なくなっていたんじゃないかと思います。その後、バタビアから2波14機の139WH-3というオランダの爆撃機が攻撃に向かいましたが、全弾はずれでした。当たるのが不思議なくらいNavBスキルが低いので、やむを得ないところ。

スールー海では、マニラから南へ逃走中のTK Manatawny(VP 15, 5300トン)とxAK Governor Wright(VP 10, 4990トン)がCA妙高・羽黒・那智につかまり撃沈されました。見つかればこうなる運命ではあるのですが、沈むまでにタンカーの方は砲弾10発と魚雷1本、貨物船の方も砲弾24発と魚雷1本が命中していますから、砲弾を多数消費させ他の艦船を救う役目を果たしてくれたんだと思います。それにしても、こんな商船相手に魚雷まで使っちゃっていいんでしょうかね。3隻の重巡は西に向けて航行中です。このあたりで2番目に大切なのはタラカンに停泊中の貨物船です。タラカンにはTarakan Coastal Gun Battalionという移動可能なCDユニットがいます。このCDユニットはKNIL Army Command[R]というrestrictedなHQ所属なので、移動させるにはPPを消費してrestrictedではないHQ麾下に変更する必要がありますが、Far East Command(ABDA) HQへの変更ならPPの消費は12で済みます(HQ変更画面では49PP必要と表示されていますが、KNIL Army Command[R] HQ自体がFar East Command(ABDA) HQの麾下にあるので、実際には12PPでOK)。貨物船に搭載しどこか南の根拠地に再配置する予定なのですが、タラカン港のこのCDユニットの存在は日本側も承知しているでしょうから、港のヘクスにまでは踏み込んでこないことを期待したいところです。連合軍側の軍艦としては、近くにCAヒューストンと香港から避難してきた英駆逐艦3隻がいるので、合流してからタラカンに向かうよう指示しました。

昨日、ミンダナオ島の北側にいたCVL龍驤ですが、今日はミンダナオ島の南に移動していました。B-17Dのいるカガヤンへの空襲はなく、また今日はB-17DによるCVL龍驤への空襲もありませんでした。CVL龍驤は西に向けて航行中という哨戒機の報告です。そのまま西に向かい、商船を相手に魚雷を使い果たしてもらった方がいいかもしれません。いま、セブ島ではマニラから避難してきた客船2隻がCebu USN Base Forceを搭乗させているところです。Cebu USN Base ForceはAsiatic FleetというrestrictedでないHQの麾下にあり、PPを消費せずに救出することが可能なのです。客船2隻もそれぞれxAP Rochambeau(7300トン)、xAP Neptuna(3550トン)と蘭印の大多数の客船よりも大きめなので、なんとか無事に逃走させたいもの。CVL龍驤が南下してくれたので、東のフィリピン海を経由してオーストラリア東岸に向けて航海させようと思います。このコースにはすでに数隻の貨物船やAS, ADが先行しています。日本側のグアム島上陸がなければ、貨物船にはグアムのGuam USN Base Forceを搭乗させようと思います。また香港から避難中の商船はまだ南シナ海の北部なのですが、これらも南のスールー海ではなく、東のフィリピン海の方に向かわせることになりそうです。

今日はViganのほかにナウル島とOcean Islandも占領されました。順当な進行です。でもでも今日の飛行機の損失数も、日本側1機、連合軍側2機と異例の少なさが続いています。しかも双方とも、失われたのは九七大艇とカタリナ飛行艇だけですからね。クラークフィールドやシンガポールへの航空撃滅戦は、ルソン東北部やマレー半島に飛行場を確保してからということなんでしょうね。手堅い。

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