2013年11月14日木曜日

1942年3月の成績


1942年4月1日、樺太の南岸でSS TautogがxAK Taigen Maru(3675トン、VP 7)を雷撃し、命中した2本の魚雷のうち1本は不発でしたが、もう1本は爆発して撃沈することができました。また、陸戦フェーズではアンボンの西側の島Namleaが日本側に占領されましたが、この2つ以外には目立った戦闘もなく、落ち着いた一日でした。そこで、3月の状況について振り返ってみます。 

ゲーム内でみられるIntelligence画面の数値はこんな感じです。すでにVP的には日本のMajor Victoryです。ルソン島やジャワ島の平定がまだですし、中国での占領地の拡大も続いていますから、日本のVPはさらに増える見通しです。

今月の飛行機の損失数は連合軍154機、日本側137機とかなり低い水準で拮抗していました。連合軍側では蘭印への上陸船団に対する攻撃で撃墜された機種が目立ちます。日本側では九七重爆が54機とトップですが、それを護衛する役目のはずの一式戦(Ki-43-Ic)がたった8機と少ないのが特徴です。護衛をつけずに空襲することが多く、たまにCAP trapにひっかかって爆撃機がやられちゃうというパターンなんですね。お相手の方は、このゲーム的にはかなりダメダメな性能の一式戦の生産を手控え、このゲーム的には優秀な二式戦の生産が可能になるのを待っているのかもしれません。

航空戦の低調さを反映して、パイロットの死傷もKIA 34名、WIA 26名、MIA 20名とこれまでで最小でした。

今月沈没した艦船も連合軍は11隻、日本側は4隻とかなり少ない数です。 大きな艦船の沈没は、ウエーク島艦砲射撃の帰り道、ハワイ近海で伊24潜に雷撃されて沈んだCL Helenaくらいでした。あと、連合軍の潜水艦の戦果が一隻もなかったのが非常に残念です。パトロールする海域を見直さないとダメみたいです。

このゲームでは、緒戦期の日本の順調な南方占領地の拡張を再現するため、開戦時から1942年3月31日まで、日本側には上陸侵攻に特典があります。xAP・xAP(一般の客船・貨物船)では250、AP・AK(兵員輸送艦・貨物輸送艦)では600の下船速度が、この期間だけ1200として扱われ、地上部隊が通常より速く下船できるのです。上陸にかかる時間が短ければ、上陸行動に伴って誤って壊れ(destroyed)たり故障(disabled)したりするdeviceの数も少なくて済みますし、部隊の疲労値や混乱値もあまり上昇しません。しかし4月1日以降は、しっかり準備した(上陸目標ヘクスに対する各部隊のprep値を高くする)上陸作戦でないと苦労することになるわけです。

そういう意味で1942年3月末で一区切り。そこで、開戦から1942年3月31日までの日本の占領地拡張期に沈没した艦種ごとの数をチェックしてみました。艦種別の数を自力で数えるのは面倒ですが、連合軍側をプレイする上で便利なIntel Monkeyというツールを作ったwitpqsさん作のSunk Ships Reportというツールがあり、これを試してみました。これまでも毎月の沈没艦船をこのブログでリストしてきましたが、しばらくたってから訂正の情報が入ることが少なくありません。例えば、バリクパパンで触雷し沈没したとされていたBB伊勢はその後健在なことが報告されたり、また日本のポートモレスビー上陸船団を迎え撃った1月4日の海戦は日本側艦船の沈没が少なかったのですが、その後の報告でかなり増えました。3月は落ち着いていたことを考えると、このリストはかなり信憑性が高いものと思われます。この中の連合軍側のBB/BC 7隻は真珠湾攻撃とマレー沖海戦によるものでやむを得ない沈没。CA/CLとDD/DEは主に珊瑚海で積極策をとったために連合軍側の沈没艦数の方がずっと多くなっています。でも、CV飛龍をしとめたことを考えれば、まあそれも無駄ではなかったかなと感じます。貨物船や小艦艇の多くは開戦直後の逃避行の途中に沈められたものです。

さて、上陸作戦時の特典がなくなる4月以降、日本側はどこに上陸作戦を計画しているのでしょう。いろいろな人のAARをみると、インド、オーストラリア北西部、ニューカレドニア、アリューシャンなどが第2段作戦の主な目標になっています。
  • インド:このゲームではまだビルマの平定も済んでいませんが、ビルマの連合軍を根元から絶つ意味ではインドもありかな。
  • オーストラリア北西部:ダーウィンの占領はすでに定跡化している感がありますから、このゲームでも来襲の可能性があると考え、それなりのおもてなしを準備しています。
  • ニューカレドニア:ソロモン諸島ではツラギに小兵力を配置してあるだけで、飛行場の適地であるルンガの飛行場建設が始まっていません。そこから判断すると、ニューカレドニアにやって来る可能性は小さいかなと判断しています。
  • アリューシャン:これに関しては情報なし。でも、こんな方面に来るかな?

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