2013年11月25日月曜日

スラバヤを失う


1942年4月11日、前日の予想通りジャワ島のスラバヤが陥落しました。素のAV 1842:186、修正AV 500:87、オッズ比5:1(fortificaiton規模1)の大差での敗北でした。14ユニットが殲滅され、残りは南西のMalangに退却しました。また修理中で逃すことのできなかったDo-24K-1飛行艇4機が地上で破壊されました。スラバヤ失陥はこのゲームの連合軍としてはやむを得ないところなのですが、3月20日のチモール島クーパン失陥とあわせて、蘭印東部を哨戒飛行する根拠地が失われてしまったことが痛い点です。水上艦隊でも機動部隊でも、連合軍に知られずにインド洋の通商破壊に出かけることができるようになったわけです。

ルソン島のバターンでは久しぶりに日本側からの砲撃がありました。3月30日のDeliberate attackの失敗以来、ずっとおとなしくしていた日本軍ですが、ようやく混乱・疲労が回復したのでしょう。米比軍のサプライは不足状態ですが、まだ底をついてはいません。守備側の砲も反撃したようで、米比軍のdevice 4個が破壊され2個disabledになったのに対し、日本側のdevice6個もdisabeldになっていました。この結果をみて、米比軍侮り難しと判断し、またしばらく攻撃を控えてくれれば、それだけバターン籠城が長続きするのでうれしいのですが。

今日の一番の注目は中国の長沙です。日本側からDeliberate attackがあり、素のAVは日本側1179:中国軍1179とまったくの互角。中国側には地形にプラス、準備不足と経験不足のマイナス修正がついて、修正AVは665:735。fortificationを2から1に下げられましたが、修正オッズ比は1:2なので防衛に成功です。日本側はdevice 9個が破壊され123個がdisabledになったのに対し、中国側はdevice 19個が破壊され141個がdisabledになりました。deviceの損害数としては中国側がわずかに多かったのですが、日本側が2個師団、戦車聯隊7個、独立歩兵大隊2個と、戦車の数が多かったこと・中国軍が戦車にめっぽう弱いことを考えると上出来だったと思います。

湘潭から長沙に渡河して来る部隊と合同してからの攻撃を狙っているのかと思っていましたが、そうではありませんでした。湘潭からの部隊はまだ長沙に向けて移動中ですが、明日くらいに合流でしょうか?長沙の湘潭に接するhex sideは中国側が支配しています。このまま湘潭から渡河するとshock attackになるような気がします。長沙の日本軍のAVは中国側と拮抗していてルールブックが示す3分の1は超えていますが、その日本軍部隊は渡河してきたわけではないから、shock attackを防げないんじゃないかな?どうなるんでしょう。

長沙のヘクスには中国軍機の存在を示すアイコンがついています。陸戦を前に日本側が大規模な空襲を実施するのではないかと考え、前日のうちにH81-A3(P-40の輸出バージョン、もともとフライングタイガースが使用していたが、P-40Eに機種転換したのでお古を中国軍が使用)装備の中国軍2部隊と、P-40E装備のフライングタイガース1部隊、合計56機を成都から移動させCAPを指示しておいたのでした。長沙には飛行機の整備にあたる部隊がいなかったので、重慶からAVG Ground Echelonをわざわざ空輸しました。AVG Ground Echelonというのはフライングタイガース専属の整備部隊で、2月26日のラングーン陥落時に全滅しました。マニュアルの16.4.2 SPECIAL CHINESE REPLACEMENTSには
全滅した中国軍のinfantry unitsは再建される。全滅すると、その部隊は30日後に重慶に、その部隊のTOEの3分の1が充足された状態で登場する。この再建にあたっては、在庫されているdeviceは使用されない。このルールは中国軍が必要に応じて無限に歩兵部隊を補充できたことを再現している。
とあるのですが、実際には歩兵部隊だけではなくHQユニットも再建されるし、工兵部隊にあたるはずのAVG Ground Echelonも先日重慶に登場しました。ただし、本来のTOEではAviation support 30だったのですが、8(3分の1より少ないけど)だけになっていました。56機をこのAviation support 8だけで長期間支えるのは困難ですが、当面の数日だけでも迎撃できればと思っていました。ところが期待のこの部隊が、今日の一戦で全滅してしまったのです。もともと1ヶ月以内にwithdrawの予定のある部隊でした全滅してもいいのですが、まさかこんなに早くまた全滅してしまうとは予想もしていませんでした。歩兵主体の3軍団とともに戦ったのですから、後方にいて保護してもらえばいいのに、血気にはやる兵隊の多い部隊なのかも知れません。ともあれ、この部隊が全滅してしまうと長沙では飛行機の整備ができません。ほかに空輸できる整備部隊もないので、長沙の飛行隊は3つとも成都に戻すことにしました。整備部隊がいなくなっても、飛べない機体がH81-A3 1機だけだったのは幸いでした。

日本側も長沙に中国軍の機体があることに気付いたはずですから、明日は空襲を控えるかもしれません。でもそれ以降は飛行機の去ったことに気付いて、100機規模の空襲をしてくるんじゃないかと心配です。混乱値が上がると陸戦に大きな影響があるし、飛行場を爆撃されてfortificationの再強化工事を妨害されても困るし。このまま長沙で頑張れるのかどうか、もう数日様子をみることにします。

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