2014年8月12日火曜日

チモール島沖に機動部隊出現


1942年10月13日、今日のリプレイはフルコースの豪華版。まずは前菜の中国戦線から紹介します。日本側は重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機による飛行場爆撃を実施し、Airbase hits 6、
Airbase supply hits 4、Runway hits 29の命中弾がありました。そして成都には一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 6機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 192機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機を送り込んできました。久しぶりに護衛の戦闘機(しかしたった6機)を同行させたのは、成都の飛行場爆撃を手控えているのですでに飛行場修理が完了し、CAPトラップを仕掛けられる可能性があると踏んでいるからでしょう。221機の爆撃機は成都守備隊の頭上に250kg爆弾の雨を降らせ、device 46個がdisabled(負傷・故障)になりました。成都の南西のヘクスでは内江から逃げて来ていた中国軍部隊が日本の戦車部隊などの捕捉され、修正オッズ比226:1で殲滅されてしまいました。成都もあと10日くらいで陥落かと思われます。

しばらく空襲のなかった東部ニューギニア戦線ですが、トレス海峡のHorn Islandに零戦(A6M2 Zero) 79機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機が飛来しました。CAPのP-40B Warhawk 50機がお出迎えし、零戦3機と九七重爆6機を撃墜したとコンバットリポートに報告されています。これに加えて対空砲でも九七重爆1機を撃墜していて、しかもP-40Bの被害はなく、250kg爆弾はPort fuel hits 1の命中をみただけなので、今日のここの空戦はほぼ完勝でした。日本側が港の爆撃を狙って来たのは、港にイカリのアイコンがついているのが気になったからでしょうか?かなり以前に空襲で損傷したxAKLは1隻、修理のために係船されているだけなのですが、日本側からすると気になるのでしょう。しかもこのターンの指示入力時、お相手の方はきっとふだんよりアドレナリンの血中濃度がかなり上昇していたでしょうから、こんな場末の戦域でもまずはsweepではなく、短兵急に港への爆撃を指示してしまったのかなと推察します。

東部蘭印では昨日のエントリーで予告した通りアンボンへの空襲を実施しました。ダーウィンからの四発爆撃機 72機(B-17E Fortress 41, B-24D Liberator 31)とBabarからのP-38 67機(P-38E Lightning 18, P-38F Lightning 49)が参加する大空襲でしたが、結果的には不本意なものになってしまいました。最大の問題はP-38のsweepよりも四発爆撃機が先行してしまったことです。sweepはコーディネートすることができない仕様のはずですが、今日は3つの飛行隊が2波で、しかも第一波 51機、第二波 16機と求めうる最良のかたちで到着してくれただけに、爆撃機よりも先行できなかったことが本当に悔やまれます。アンボン・Babar間は8ヘクス、ダーウィンからは15ヘクスで、しかも巡航速度の速いP-38の方が後になってしまうのは本当に不思議です。今日のsweepは高度2万を、爆撃は高度6千を指示してありました。フォーラムを読むと、2万フィートまで上昇するのに時間がかかるからsweeperの到着の方が遅くなってしまうという説が披露されていましたが、そういう理由なんでしょうかね?

アンボン上空では零戦(A6M2 Zero) 43機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に迎撃されました。四発爆撃機は49機・7機・7機・9機の4波に分かれてしまったこともあり、B-24Dは18機(被撃墜 13、Ops loss 5)、B-17Eは13機(被撃墜 6、Ops loss 7)という大損害を被ってしまいました。sweeperが先行してさえいれば、ほとんど被害は出なかったろうにと思うと本当に残念です。なお四発爆撃機は零戦 1機と二式戦2機を撃墜していました。また爆撃の成果はまずまずで、Airbase hits 9、Airbase supply hits 8、Runway hits 55と駐機中の零戦 5機、二式戦 5機、九七艦攻 1機、百式司偵 1機を地上で破壊することができました。


さて、ここまでで前菜、サラダ、スープなどはおしまいで、メインのチモール島をめぐる海空戦に移ります。一昨日のエントリーでオーストラリア西岸沖に空母のいることが日本側にばれたのではないかと書きましたが、おそらくそれが今日の海空戦の引き金になったのだと思います。1943年以降は連合軍の新造艦の就役でだんだんと不利になって来ますからこの時期の日本側は見敵必戦であるべきで、正しい判断だろうと思います。

昨日の時点で連合軍側は、チモール島クーパンでサプライを揚陸するコンボイに対する日本側の殴り込みを警戒し、BBニューメキシコとミシシッピを送りました。また、クーパンに行き来するコンボイがマカッサルからの陸攻の攻撃を受けないよう、オーストラリア西岸はるかおきにCVイラストリアスとCVLヘルメス(Hermesってハーミースではなくついヘルメスと読みたくなってしまいます)に戦闘機を搭載してCAPさせていました。

  1. クーパンのヘクスでパトロールするBBニューメキシコ、ミシシッピ、軽巡トロンプに対して明るくなってからBB山城、CA衣笠、CL那珂、神通が殴り込みます。真っ昼間なのでお互いに26000ヤードで相手を発見し、8000ヤードまで接近しながら砲戦を繰り返しました。BBニューメキシコは13発を浴びて火災が発生。BB山城には5発、BBミシシッピには3発命中しましたが大したことはなさそう。その他、DD Foxhound、DD時津風、初雪にも火災が発生しています。
  2. 先ほどの砲戦のあと、連合軍TFは母港のダーウィンに戻ろうとします。クーパンからダーウィンに行くにはRotiのヘクスを経由することになりますが、そのRotiのヘクスで日本の機動部隊(CV加賀、蒼龍、翔鶴、瑞鶴、赤城、CVL龍驤、BB榛名、霧島、CS千歳、CA筑摩、青葉)と出くわします。今回は連合軍の見張り員が距離2万6000ヤードで先に発見し、砲撃を開始します。BBミシシッピはCVL龍驤に主砲弾を命中させ、飛行甲板を貫通したと表示されました。徹甲弾だと素通りしてしまいそうな気もしますが、あたりどころが悪かったのか龍驤はheavy fires,  heavy damageとなっています。その他、CV加賀、BB霧島、CA青葉にも火災が発生したそうです。数の劣勢な連合軍TFでは多くの艦艇が被弾し、BBニューメキシコ、ミシシッピ、DD Encounter、Fortuneに火災が発生し、特にDD Foxhoundはheavy damageと報告されています。
  3. 夜陰にまぎれてRotiにサプライを運び込んだFasttransport TFが伊18潜を発見。爆雷で攻撃しましたが、戦果はありませんでした。
  4. 連合軍の空母TFに機動部隊を発した零戦(A6M2 Zero) 89機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 71機と九九艦爆(D3A1 Val) 31機が接近します。レーダーで43分前に探知し、Sea Hurricane Ib 20機とMartlet II 28機が迎撃しましたが、もともとが陸攻の雷撃対策としてのCAPですから、機動部隊の空母6隻からの攻撃隊を防ぎきることはできません。CVイラストリアスに爆弾1・魚雷2命中で大火災・heavy damage、CVLヘルメスに魚雷1、BBアイダホに爆弾3・魚雷6で火災とheavy damage、CLセレスに爆弾1で火災発生。Rotiから帰る上記とは別のFasttransport TFのAPD3隻がこのヘクスにいて、この攻撃に巻き込まれ、APD 2隻に魚雷が2本と3本命中し沈没しました。
  5. クーパンからKittyhawk IA 16機に護衛されたSwordfish I  9機が機動部隊に向かいます。しかし零戦 29機に迎撃され、CV赤城に魚雷を投下できた3機も命中させることはできませんでした。
  6. RotiからPBY-5 Catalina 11機が機動部隊に向かいます。この攻撃には護衛戦闘機が同行せず、零戦 23機に迎撃されて、魚雷の発射に至った機体はありませんでした
  7. ふたたびRotiからPBY-5 Catalina 3機が機動部隊に向かいます。この攻撃にも護衛戦闘機が同行せず、零戦 20機に迎撃されて、魚雷の発射に至った機体はありませんでした
  8. ダーウィンからディリにB-25C Mitchell 12機が向かい、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 10の命中弾がありました。
  9. ディリへの爆撃機第2波のB-25C Mitchell 6機により、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 1
  10. 連合軍水上戦闘艦隊に護衛も伴わずに九九艦爆4機が飛来。Kittyhawk IA 2機に阻まれ、投弾に至った機体はありませんでした。
  11. 別の連合軍水上戦闘艦隊に護衛も伴わない九九艦爆14機が飛来。Kittyhawk IA 5機、P-39D Airacobra 5機、P-40E Warhawk 8機に阻まれ、やはり投弾に至った機体はありませんでした。
  12. マカッサルからクーパンに零戦(A6M2 Zero) 18機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 10機が飛来。やはりCAPのKittyhawk IA 13機、P-39D Airacobra 10機、P-40E Warhawk 9機の活躍で投弾に至った機体はありませんでした。港(と係船中のCLアデレード)の爆撃に来たんでしょうか?
  13. 機動部隊にクーパンからSwordfish I 3機とPBY-5 Catalina 3機が攻撃に向かいましたが、零戦(A6M2 Zero) 24機に完封されました。
  14. さらに機動部隊を目指したPBY-5 Catalina 5機も零戦(A6M2 Zero) 21機に阻止されました。
  15. 傷ついた連合軍の空母TFに機動部隊から零戦(A6M2 Zero) 67機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 22機と九九艦爆(D3A1 Val) 25機がやってきました。レーダーは37分前に探知しましたが、頼みのCAPはわずかにSea Hurricane Ib 6機のみ。CVイラストリアスに爆弾6発で heavy damage。CVLヘルメスには魚雷5本が命中し沈没。BBアイダホにも爆弾6発で heavy damage。
  16. 機動部隊からクーパンに零戦(A6M2 Zero) 6機の護衛で九九艦爆(D3A1 Val) 4機が飛来し、CAP 31機が対応しましたが、1機の艦爆に投弾を許しました。その1個がxAKL Karuahに命中し沈没しました。
  17. Fasttransport TFが伊18潜とふたたび遭遇し、爆雷攻撃で少しだけダメージを与えたようです。

今日のメインはざっとこんな感じです。機動部隊と水上戦闘艦隊の激しい攻撃で、連合軍側はCVLヘルメス(17345トン、VP 121)、APD HatfieldとAPD King(ともに1315トン、VP 5)、xAKL Karuah(1050トン、VP 2)の4隻が沈没しました。またBBアイダホはSys 51, Flt 92(50), Eng 26(6)と浸水被害がひどく、インフォメーション画面を開くとブザー(総員退艦を促すものか)が鳴りっぱなしの状態で、位置的にも港が遠くまず助からないでしょう。CVイラストリアスは爆弾7、魚雷2を受けたわりにはSys 41, Flt 63(36), Eng 13と期待をもたせてくれるダメージです。機動部隊が追撃して来るようだとダメですが、そうでなければ助かりそうな気がします。もっとも助かったとはしてもWithdrawが83日後に迫っていて、どうやってマップ外に移動させるかそちらに苦労しそうですが。あと、イラストリアスがこれで済んだのは、同じヘクスにいたAPD2隻が合計で5本、またBBアイダホとCVLヘルメスが6本の魚雷を受けてくれたからです。艦攻がイラストリアス一本に絞って攻撃していたら、今日のうちに沈んでいたことでしょう。

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