2014年11月5日水曜日

機動部隊のウエーク島空襲

1942年11月29日、中国ではついに日本軍の攻撃が再開されました。その前にまずは恒例の空襲。漢口方向と貴陽から一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 41機に護衛された双発爆撃機 342機(Ki-21-Ic Sally 46, Ki-21-IIa Sally 189, Ki-49-IIa Helen 106)が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 18の命中弾があり、また守備隊にもご覧の通りの被害が出ました。今日の空襲に参加した重爆の機数はこれまでで最多の342機であり、日本陸軍の意気込みが伝わってきます。

そして陸戦フェーズでの日本側のDeliberate attack。日本軍の参加部隊は近衛師団を筆頭に24個師団、戦車師団 2、歩兵旅団 2、独立混成旅団 4、歩兵聯隊 1、戦車聯隊 2、守備隊 1、砲兵部隊 22、HQユニット2、37万2千名余、素のAV合計 13180。中国軍の重慶守備隊は24万5千名、素のAV 8599ですから、1.5倍の兵力にあたります。1.5倍というと攻者3倍の原則からすると少なく思えるかも知れませんが、中国軍守備隊の中には空襲やサプライ不足により既にdisabled(負傷・故障中)のdeviceが少なくなりませんから、この数でも充分なように思えます。

さて、注目の戦闘の結果ですが、中国軍には地形(重慶は大都市)、防禦施設、指揮官のプラス修正、(敵より)準備不足、経験不足、サプライ不足のマイナス修正がつき、修正AVは2675:12009。防禦施設が破壊され規模が6から5に一つ低下しましたが、オッズ比1:4で今日のところは防衛に成功です。死傷者はご覧の通りで、双方とも多数のdeviceが破壊されたり、dsiabledになりました。これらdeviceのうち、攻撃に際して射撃・砲撃・白兵戦を演じることが出来るのは、Squads(歩兵分隊、工兵分隊、機関銃分隊など)とGuns(白兵戦はできない)とVehicles(のうちの一部、戦車や装甲車だけ)です。日本軍も中国軍も歩兵中心の軍隊(例えば中国軍のVehiclesの被害が0なのは車輌を持っていないから)ですから、Squadsの被害をみてみると中国軍は空襲とも併せて853個だったのに対し日本側は4258個。規模6の防禦施設というと、コンクリートをつかった永久堡塁レベルということですから、一日目にはこのくらいの死傷者が出るのもやむを得ないことなのでしょう。日本の一般的な歩兵師団のSquadsの数は歩兵・工兵・騎兵分隊などを合計して400個くらいだったと思うので、ざっと10個師団ちかくが戦力を失った計算にになります。ただ戦力を失ったとはいっても大部分がdestroyedではなくdisabledですから、時間とともに回復して戦線に復帰するはずです。またもしかすると、それら負傷兵の回復を待たず、残った兵力だけでも攻略には充分という可能性もないわけではありません。生き残った兵の混乱・疲労を癒やした時点で即座に戦闘が再開されるのか、それとも負傷兵の治療、故障した武器の修理をしばらくまってから戦闘が再開されるのか、そのあたりが重慶陥落までの日数に関係していそうでとても気になります。

今日はもうひとつ重大な事件、機動部隊のウエーク島奇襲がありました。どの空母が参加しているのかは不明ですが、哨戒機の報告によると、空母 5、軽空母 1、護衛空母 1、艦載機が合計で471機なのだそうです。
ウエーク島ではなるべく早くサプライを備蓄しようと、多数の貨物船が揚陸作業を続けていました。また、離島のため6000名という駐兵上限数の定められているウエーク島から早く第二海兵師団を撤退させたいと考え、ミッドウエイ島で待機していた兵員輸送艦、貨物輸送艦各1隻を向かわせていました。生憎とそこに機動部隊が接近したわけです。ウエーク島周辺には潜水艦を配置してパトロールさせていましたが、ウエーク島奪還の報を受け、12月1日から解禁になるアップグレード(レーダーが改良される重要なアップグレード)のためにその多くをパールハーバーに移動させ始めていました。またウエーク島にはきのうカタリナ飛行艇を移動させ今日から哨戒飛行を始めさせましたが、もう一日早く哨戒飛行を始めていても、機動部隊は足が速いのできっと探知は難しかったろうと思います。おそらく北西側から接近してきたものと思われます。その機動部隊からウエーク島で揚陸中のTF 2つとウエーク島に接近中のTFそれぞれに空襲があり、軽巡 1、兵員輸送艦(AP) 1、貨物輸送艦(AK) 2、貨物船(xAK) 8、小型貨物船(xAKL) 2、駆逐艦改装掃海艦(DMS) 1、掃海艦(DM) 2、掃海艇(AM) 2の20隻を沈められてしまいました。ウエーク島のヘクスにはCLホノルルが生き残っていますが、Sys 68, Flt 39(14), Eng 15(6), Fire 49と火災がひどく、disbandさせました(艦載機をウエーク島に陸揚げし忘れたのをこれを書きながら思い出しました)が助かりそうもありません。

ウエーク島が陥落してから機動部隊がやって来た理由ですが、シンガポールからの移動に時間がかかったからではないと思います。日本側もウエーク島の連合軍が一個師団以上いて駐兵上限数を超えていることを知っていたはずです。奪還後、早々に撤退のための輸送船を派遣してくるだろう、一昨日から多数の輸送船が停泊しているのは第二海兵師団を乗船させているのだろう→輸送船を撃沈できれば第二海兵師団も同時に海没させることが出来ておいしいと考え、わざわざこのタイミングでやってきたのではと思います。こちらとしてはサプライをすべて揚陸させて空っぽになった船に乗せるつもりで、でもそれだけでは兵員が全部乗り切れないだろうからAPとAKを追加に派遣したわけです。まだ乗船作業が始まっていなかったことは不幸中の幸いでした。

ウエーク島のヘクスに軽巡2隻を残してあったのは、駆逐艦などによる水上奇襲があるかなと思い、その対策でした。機動部隊がやって来ると知っていたら、後退させておくんでした。また、ウエーク島にはF4F-4 Wildcatを1部隊残しておきました。これは、サプライを揚陸しているTFにマーシャル諸島のルオットから陸攻が雷撃に来ないようにというお守りのためです。F4Fは今日の空襲に対しても午前は5機、午後は4機が迎撃してくれましたが、それぞれ74機、92機の零戦(A6M5b Zero)に圧倒され、7機が撃墜されるだけに終わりました。とはいっても、空戦フェーズに入る前の哨戒機に対しては強さを発揮して零水偵(E13A1 Jake)を3機撃墜してくれていました。

きのうウエーク島で揚陸作業を行った艦船のうち、助かったのは港務サービス部隊C支隊を上陸させたFast Trasnport TFのAPD3隻だけです。このTFもDL 10/10としっかり発見されているので、東に向けフルスピードで逃げることにしました。日本側はこのあと、どうするつもりでしょうか?さらに東に進んでFast Trasnport TFのAPDや他にも存在の予想される輸送船の攻撃を狙うのか。それとも、今日の戦果に満足して本土に戻るのか。連合軍側としては最悪の場合も想定し、ミッドウエイ島にいた艦船にもパールハーバーへの避難を指示しました。アメリカの空母はパールハーバーまで後1~2日のところにまで来ているのですが、ウエーク島を攻撃してsortie数の残りが少ないのと、残燃料も多くはないので、まずはパールハーバーで一服させてからです。まさか、最悪の場合とはいっても逆上陸はないですよね。それならば、陥落の前に機動部隊の支援下に増援を送ったはず。そう考えて、間違いないですよね。

蘭印では、きのうのアンボン艦砲射撃を受けて、今日はBabarからB-17F Fortress 12機がアンボン空襲にむかいました。もうCAPはいないのではと期待したのですが、零戦(A6M2 Zero) 15機に迎撃され、2機が撃墜されてしまいました。零戦にも3機(被撃墜 2, Ops loss 1)が報告されていますが、期待の爆撃の成績がAirbase hits 3、Runway hits 7ではとても満足できません。もう少し押す必要があるようです。

東部ニューギニアでは、昨日のサラモアでの陸戦の結果を見てまだやれそうと考えたのでしょう、日本側からサラモアの連合軍部隊に対する空襲がありました。二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 8機に護衛された百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 50機の爆撃で、連合軍のdevice 2個がdisabledになる被害が出ました。ここもやはりもう一工夫が必要なようです。連合軍には偵察機の余裕がなく主に蘭印方面で活動させてきました。しかしもう一工夫するうえで南東地域の日本軍の様子を知ろうと云うことで、今日はラバウルに偵察機を派遣してみました。戦闘機92機、爆撃機204機など、スマトラ島マカッサルやジャワ島東部の根拠地に匹敵する戦力でした。こういう強そうなところには近寄らない方が良さそうです。
2/2nd Air Division is loaded on AK Yamaura Maru moving to Singapore.

今日のSIGINTです。第二飛行師団HQがきのう南シナ海で目撃した輸送船団に乗船しているようですでも、この部隊だけだとスペースがかなり余るから、ほかの陸兵の情報も知りたいところ。

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