2015年1月19日月曜日

クーパンへのsweepに互角のスコア


1942年12月28日、アメリカ西海岸へと向かうコンボイが東太平洋のまん中で伊1潜の攻撃を受け、伊1の放った魚雷2本のうち1本がxAP President Madison(8410トン、VP 16)に命中しました。heavy damageと表示されましたが、大きめな客船だし火災は発生していないのでなんとか助かるだろうと楽観していました。ところが、このxAP President Madisonは夜が明けてから再度、伊1の攻撃を受けます。こんどは浮上しての攻撃で、魚雷が1本命中し、さらに砲撃も受けて沈没してしまいました。前夜の雷撃によるダメージが大きく、所属していたコンボイとは別にEscort TFに編制されていたようです。元のコンボイにはAMとYMS各1隻、合計で2隻の掃海艇が護衛についていました。この2隻のうちの1隻がEscort TFの護衛についてくれれば浮上しての攻撃は受けずに済んだのにと悔やまれますが、このゲームではそうはしてくれないルール(空母などの主力艦がEscort TFとして分離される時には駆逐艦が護衛に着くルールだったと思います)のようです。xAP President Madisonはやむを得ず独航することとなり、沈没にいたったわけです。乗客がいなかったのは幸いで、上陸作戦や前線への輸送任務ではなく戦線はるか後方の洋上で客船が沈められたのはかなり久しぶりな気がします。

中国の重慶へは護衛の一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 30機と双発爆撃機 240機(Ki-21-Ic Sally 46, Ki-21-IIa Sally 189, Ki-49-IIa Helen 5)による空襲がありました。飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 29、また守備隊のdevice 3個が破壊され、143個がdisabled(負傷故障)になっています。空襲の被害は毎度のことなので気にもなりませんが、百式重爆が5機しかいなかったことが気がかりです。やはりビルマ方面へ移動したのか、それとも単に休憩させただけなのか、どっちでしょうか。

ビルマではペグーに二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 15機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 34機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 5の命中弾が報告されています。これまでの空襲と比較すると、護衛の戦闘機が二式戦だけになっている点に気付きます。ここ数日の経験から、ペグーにはCAPがいない→ペグーはCAPを上げることのできる補給状況にないと的確に判断し、マグエからの一式戦の方は省いたのだと思われます。他方、爆撃機の方はこれまでと同じ機種である百式重爆で、また34~36機とほぼ同じ規模での空襲です。しかし過去数回と比較すると命中弾の数がかなり減少しているように感じます。今日の天候はovercastでたれ込めた雲が爆撃の邪魔になったのかも知れませんが、一昨日もやはりovercastでしたから、天候だけが原因ではないでしょう。実は今日からペグーの対空砲部隊の数が2つに増え、高射砲も16門から32門に倍増しています。爆撃の被害が減ったのはこの対空砲火のおかげかなと思うのですがどうでしょう。百式重爆の高度は1万フィートのままですが、今日は1機撃墜したほかに7機に損傷を負わせてもいますから、それだけ爆撃し難くなっているのではと期待しています。

さて、本日のメインイベントはマカッサルからチモール島クーパンへのsweepでした。やってきたのは、零戦52型(A6M5b Zero) 136機と一式戦二型甲(Ki-43-IIa Oscar) 27機で、クーパンのCAP 148機(Sea Hurricane Ib 16, Hurricane IIc Trop 16, Spitfire Vc Trop 16, P-40E Warhawk 25, P-40K Warhawk 75)が迎撃しました。隣りのRotiの戦闘機にもrange 1でCAPを指示してあったので参加してほしかったのですが、今日はクーパン上空に姿をみせてくれませんでした。sweeper 136機とCAP 148機がいっぺんに戦ったかというとそうではなく、sweeperは零戦 62 → 零戦 12 → 一式戦 3 → 零戦 62 → 一式戦 24機と5波にわかれて来襲し、またCAPも準備でき次第、逐次投入されるという感じです。

今日はコンバットアニメーションからもCAPがなかなか健闘してくれているようにみえました。期待しながら損失機数を確認してみると、零戦 36機(被撃墜 34、Ops loss 2)、一式戦 8機(被撃墜 7、Ops loss 1)に対し、連合軍機はP-40E 20機(被撃墜 18、Ops loss 2)、P-40K 15機(被撃墜 10、Ops loss 5)、ハリケーン 4機(被撃墜 3、Ops loss 1)、シーハリケーン 2機(被撃墜 2、Ops loss 0)で、スピットファイアは損失機なしでした。合計で日本機44機:連合軍機41機ですから、10ヘクスという長距離を飛行して来たsweeperが相手とはいえ、よくやってくれたと思います。零戦が52型(A6M5b Zero)なのに加え、二式戦の方も11月から生産が開始された二型甲(Ki-43-IIa Oscar)で、今日が確かこのプレイでは初陣。期待して送り出したはずですから、このスコアにはがっかりしたことでしょう。また連合軍パイロットの死傷はKIA 8名、WIA 17名と少なくはありませんが、日本側で撃墜された44名はKIAかMIAになっているはずなので、今日はパイロットの損失という点でも日本側につらい一日となりました。

連合軍側の被害を細かく見ると、25機しか参戦しなかったP-40Eが20機も失なわれたのに対し、75機参戦したP-40Kの損失数は15機だった点が目を引きます。この2機種を比較すると速度が毎時16マイル速くなり、運動性が平均で16から18に、また頑丈さが29から30に向上しています。両機種を操縦していたパイロットには大きな能力差はありませんから、この小さな性能差がスコアの違いにつながったものと思われます。このところこの地域も落ち着いていて、機種転換させる余裕もあったのですから、開戦時からあったP-40Eをいつまでも使い続けず、9月から配給開始のK型にどんどん機種転換しておくべきでした。

クーパン配置の戦闘機隊は、P-40E装備の一隊の士気が60台に低下してしまったことを除くと、他はいずれも士気値99と意気軒昂。どの飛行隊も仲間に少数の死傷者が出たことを気にするより、撃墜の戦果が上回っていることに気を良くしてのことだと思われます。なので、もし明日も同じ規模のsweepがあったとしてもクーパンの守りは大丈夫。それに対して今日sweepした日本の戦闘機隊は長距離の飛行による疲労と、sweepで勝利できなかったことによる士気の低下を来していることでしょう。そこにつけこむため、明日はマカッサルへP-38と四発爆撃機による空襲を仕掛けてみることにしました。日本側がその危険を予知して、他から新手の戦闘機を多数マカッサルに移動させている可能性はあります。その場合には無謀な作戦となってしまうわけですが、マカッサルを叩くことができる貴重なチャンスなので、ここはチャレンジしてみるしかないかなと判断しました。


マカッサルには三つのTFの存在が報告されています。ひとつは艦種不明ですが、ひとつはPB3隻なのでASW TFでしょう。そしてもうひとつは、空母3、戦艦3、軽巡2とのこと。空母が含まれるTFにはその艦載機の数が一緒に報告されるのですが、このTFの場合はその他が6機と表示されています。この6機は戦艦、または巡洋艦搭載の水偵で、空母は含まれていない可能性が高いかと思われます。なんのためにマカッサルにいるかというと、連合軍のマカッサル艦砲射撃を防ぐ用心棒としてここにいるんじゃないでしょうか。でも、明日の空襲で飛行場に大きな被害を与えれば、マカッサルのヘクスでパトロールすることもできなくなるはず。さて、どうなるか。あとはセーブファイルが早く戻ってくるのを祈るばかりです。

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