2012年12月6日木曜日

昭和17年12月の成績


昭和17年12月の成績ですが、昭和18年1月1日のInteligence画面はご覧の通り。ここで注目すべきは満州国の駐兵数が8678まで減少してしまったことです。今月は柳州会戦で中国軍に手痛い敗北を喫し、その穴を埋めるために満州駐留部隊を動員しました。このため、ソ連の参戦の可能性がある8000ポイントまであと678ポイントしか余裕が無くなってしまいました。今後、満州から動員可能な兵力は歩兵師団なら一個強くらいです。

12月に沈没と報告された艦船のリストはご覧の通り。ウエーク島沖海戦という華々しい対決があったことを思うと、日本側は11隻と少なく済んでいます。この海戦で沈没したDD満潮も、最高指揮官の采配がきちんとしていれば失わずに済んだと思われます。その他に日本側で目立つのは、原因不明の海難事故で沈没したxAK Nikki Maruでしょうか。また潜水艦の被害は今月も7隻を数え、しかも宗谷海峡・マラッカ海峡といった連合軍根拠地からあまり遠くないチョークポイントに集中していました。1月からは米軍の艦隊型潜水艦の魚雷不発率が80%から60%に低下します。これにより潜水艦による被害がどれくらい増えるでしょうか。

連合軍側では空母が目を惹きますが、ウエーク島沖海戦で撃沈を目撃したのはCVワスプ、ホーネット、CVEナッソーです。CVヨークタウンは本当に沈んだんでしょうか。またコンバットリポートに名前がなく、海戦に参加したとは思えないCVイラストリアスが含まれているのも謎ですが、FoWのせいで沈没したCVホーネットが誤認されて報告されているものなのでしょうか。日本の潜水艦は4隻を撃沈しています。そろそろ狩られる側になってきてしまっていますから、週に1隻のペースなら上出来ですね。また撃沈報告に名前のある連合軍潜水艦5隻は、どれも沈んでいないと思います。

12月の損失機数は連合軍側545機に対して日本側824機とほぼ1.5倍になっていました。このところの日本側の被害の多さを反映して、開戦以来の損失機数合計も連合軍側5466機に対して日本側5607機と、ついに今月には日本側の数値が上回るようになってしまいました。しかし、Intelligence画面のAircraft Points lostは連合軍側5711、日本側5607と連合軍側の方が多くなっています。マニュアル17.0 VICTORY CONDITIONSに
破壊された飛行機1機につき1 VP
破壊された重爆撃機1機につき2 VP
と書かれているので、重爆撃機を持っている連合軍側のポイントが多くなっているようです。このマニュアルのこの書き方だと、破壊された重爆撃機1機につき2VPなのか、それとも3VP(破壊された飛行機1機につき1VP + 破壊された重爆撃機1機につき2VP)なのか、判断に迷います。そこで、これまでに破壊された重爆撃機の数を調べてみると合計で245機(B-17E Fortress 118機、B-17D Fortress 54機、B-24D Liberator 32機、LB-30 Liberator 17機、Liberator II 15機、B-17F Fortress 9機)でした。5711=(5466-245)x1+245x2なので、破壊された重爆撃機1機につき2VPということですね。ところで、開戦後の13ヶ月で四発機の損失数が245機(空戦で撃墜109機、対空砲で撃墜13機、地上で破壊5機、Ops loss 118機)というのは多いんでしょうか少ないんでしょうか。

日本機の損失で多いのは百式重爆、九七重爆と陸軍の戦闘機です。ビルマと中国に配備されているのは主に陸軍機で、爆撃行でCAPに撃墜されたり、夜間爆撃により地上で破壊されたりと、陸軍機の方が損失の機会が多いのでこうなりました。連合軍側の損失で目立つのはF4F-4 WildcatとSBD-3 Dauntressなどの艦載機で、これは12月3日のウエーク島沖海戦とその後の戦いの結果です。でも、この海戦の辛勝がなかったら、日本側と連合軍側の損失機数にはもっと大差がついていたということで、空での劣勢を痛感させられます。

今月はパイロットの死傷者数も492名と多く、南太平洋海戦のあった昭和17年8月の457名を上回ってこれまでの最多を記録してしまいました。艦載機パイロットの死傷はお互い様なのでいいとしても、陸軍戦闘機パイロットの死傷は質の低下につながるので痛いところです。

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