2013年3月18日月曜日

SimCity プレイし始めての感想


昭和18年4月1日、クーパン艦砲射撃を終えて帰投途中のDD ReidをSS I-28が捕捉し、魚雷1本を命中させて撃沈しました。DD Reidは艦砲射撃TFの護衛についていた駆逐艦ですが、前日の日本の駆逐艦との2回の戦闘で合計4発の命中弾を浴びていました。それなりのダメージを受けて、単艦でEscort TFとして分離されパースへ向かっていたものと思われます。本当は戦艦や巡洋艦を狙ってほしかったところですが、ダメージのない戦闘艦は航行速度が速いから、襲撃が困難なんでしょうね。日本側が陽炎級のDD天津風を失ったことを考えると、マハン級のDD Reidでは割に合わない取引だではあるのですが、なんとか一矢報いることができました。

鯖もかなり増設されて落ち着いたようで、週末はSimCityをプレイしました。このシリーズには災害がつきものですが、お約束の怪獣は赤くて火を吐き、ゴミ処分場に置かれたゴミを食べに行きます。このゲームでは高台に出現したので、坂道を下って、途中の工場やことによると発電所を破壊しながら、ゴミ処分場に向かうのかなと思っていたところ、崖の途中で地中に潜り、ゴミのそばで地上に現れ、ゴミを食べた後にまた地中に消えて行きました。プレイ始めて間もなくの頃に発電所を破壊されるとかなりピンチなので、容赦してくれる仕様なのかもしれません。

このシリーズではSimに充分な教育の機会を与えることが順調な都市運営に必須で、今作もその伝統は続いています。きっとアメリカではLOHASに高い評価が与えられているのでしょう、教養あるSimたちはエコロジカルな生き方をすることになりました。例えば、高校を設置するとSimたちのリサイクル意識が高まり、ふつうのゴミ以外にリサイクル用のゴミを分別し始めまます。また、小学校を開校してしばらくして気付いたのですが、こんなふうに住宅の屋根に太陽電池が設置され始めます。この2軒とも教養ある中流家庭で、左側の家の屋根にも間もなく太陽電池が設置されました。こういった細かいところの工夫はいいですね。

でも、不満な点も少なからずあります。ゲーム内でプレイヤーに提供される数値としての情報が少ないことがその一つ。例えば、一軒の家や集合住宅に何人住んでいるのか、一つの工場やビルやお店に何人が勤務しているのかなどは不明です。これらの数字はSimCity 4でも明らかにされてはいなかったのでまあ仕方がないところではあります。サンドボックスモードをつかってこういったデータを明らかにする試みがフォーラムに投稿されていて感心させられます。まあ、こういったあたりはプレイヤーの努力に任せるとして、ゲーム内で明らかにされている数値情報、毎月出入りするお金などのプレゼンテーションにもっと工夫が欲しいところです。ゲーム内でこれらのデータが経時的に示してくれるのがこの人口推移の棒グラフだけというのは寂しい限りです。もしかすると、財政や公営企業の収支、企業数、店舗数、観光客数、学生数などについての素敵なグラフの方は、mod職人が腕を振るえるよう、EAが手つかずに残しておいてくれているのかもしれません。

あととても驚き、不満に感じたのは、EAのブログに開発者が書いていたこと。一人一人のSImは幸福・お金・病気・教育といったパラメータを持っていて、ゲーム内で各Simのそれらのデータは一貫したものとして扱われる。しかし、各Simは特定の自宅を持っているわけではないし、特定の仕事に就いているわけではないし、名前、性別、皮膚の色も一定しないとのことなのです。つまり、SImたちは家も仕事も街全体・市民全員でシェアしているということです。家屋につけられている所有者名と出てきたSimの姓名にまったく別だったりするのでうすうす感づいてはいたことですが、それが確認されてしまいました。あまり人口規模の大きくない街で、それぞれの家のSimがどこで学び、どこで仕事をし、どんな余暇を楽しんでいるのか眺める楽しみが今作にはないんだなと分かってがっかりです。

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