2015年11月15日日曜日

テルナテ上陸船団に2波132機の天山来襲

1943年5月22日、テルナテを発した4機のB-17D Fortressがミンダナオ島カガヤンの飛行場を夜間爆撃しました。戦果はAirbase hits 5、Runway hits 5に加えて、駐機中の零戦(A6M2 Zero)と天山(B6N2 Jill)各2機を撃破というもの。カガヤンは規模8もある大きな飛行場で偵察機によると今日は戦闘機48機、爆撃機186機、その他1機がみとめられたそうですから、もう少したくさん地上撃破できるとよかったのですが。まあ、曇天だったから仕方がないかもしれません。

メナドへの上陸船団は前日いたバチャン島南のヘクスからフルスピードで北上し、夜が明ける前に2回の上陸行動を終えることができました。このまま日本側の空襲を受けることなく済んでくれればめでたしめでたしで物語は終わったはずですが、そうは問屋が卸しません。メナドにはこれまで頻回に艦砲射撃を実施してきていたので、日本側も上陸を予想していました。距離10ヘクス離れたカガヤンから71機の零戦(A6M2 Zero)に護衛された68機の天山(B6N2 Jill)が来襲したのです。迎え撃つ連合軍のLRCAPの戦闘機は33機(P-38G Lightning 14, F4F-4 Wildcat 4, F4U-1 Corsair 15)。テルナテに連合軍戦闘機としては航続距離の長いこれら3機種を合計で140機集めてLRCAPを指示してあったのですが、距離4ヘクスだとこの程度が限界です。

CAPの戦闘機も奮闘しましたが、零戦の方が数が多く、天山は68機すべてが雷撃を実施しました。結果、魚雷3本命中のLSI(L) Australia Star(8190トン、VP 21)と魚雷1命中のLCI-63(246トン、VP 1)が沈没。またやはり魚雷1本命中の蘭軽巡スマトラがSys 16, Flt 53(39), Eng 2と大破しました。LSI(L)は兵員1200名を載せて17ノットで航行できる英海軍御自慢の攻撃用兵員輸送艦で、アメリカ海軍のAPAにあたります。高速で航行できる攻撃用兵員輸送艦はこの時期の連合軍にとってまだまだ貴重な存在で、沈没は惜しまれます。LCIもやはり15ノットで航行でき、今後は多数就役の予定ですが、まだ20隻しか在籍していないという点ではやはり貴重な舟艇です。ただ、68機もの雷撃を受けながら沈没したのがこの2隻だけで、しかもスールー海で泳ぎの訓練をする羽目になる不幸な兵隊さんが一名もでなかったという点では、ラッキーだったのだと思います。スマトラは6670トンの軽巡ですが、日本の5500トン型軽巡よりも古い第一次大戦中に就役した艦なので、なんとか助けることができそうなだけでもやはりラッキーだったと思います。

午後になると52機の零戦(A6M2 Zero)64機の護衛で64機の天山(B6N2 Jill)がふたたびメナド上空にやってきました。日本機も数を減らしていますが、LRCAPの戦闘機(P-38G Lightning 12, F4F-4 Wildcat 3, F4U-1 Corsair 12)も27機とやはり午前中より減っています。戦闘機同士の空戦を尻目に62機の天山は雷撃に移りましたが、今度目標になったのは上陸船団を護衛していたフレッチャー級駆逐艦8隻のTFでした。双発機で駆逐艦に魚雷を命中させるのは困難ですが、単発の天山なので何隻か沈むのではとハラハラしながらみましたが、魚雷は1本も命中しませんでした。午後の目標が駆逐艦になり、そのうえ被害がなかった点はラッキーでした。空戦のスコアは零戦 24機(撃墜 19、Ops loss 5)、天山 9機(対空砲火で撃墜 6、Ops loss 3)に対し、連合軍機もP-38G Lightning 3機(被撃墜 3), F4F-4 Wildcat 2(被撃墜 2), F4U-1 Corsair 9機(被撃墜 8、Ops loss 1)の合計14機が失われています。連合軍にとっては長距離を飛べる貴重な戦闘機14機の損失はなかなかに痛いところではありますが、船団の被害の程度を考えればまあまあ上出来といえる上陸作戦だったと思います。

上陸したのはCorps HQ、アメリカ陸軍戦闘工兵聯隊、海兵隊戦車大隊各1ユニットです。どの部隊もメナドに100ポイントprepされているので、疲労度混乱度ともまずまずで、あしたはこれで攻撃してみようと思います。

この地域で日本側は連日セブ島への空襲を繰り返しています。今日も百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 27機がやってきて、Airbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 9の被害がありました。セブ島は攻勢の拠点としたいところですが、それが実現するのはかなり先のことでしょう。またミンダナオ島の南、蘭印のいちばん北側に当たるタラウド諸島にはカタリナ飛行艇を配備し哨戒飛行を開始しています。ここはまだ飛行場の規模が1に達していないからか、日本側の偵察機はやって来ていません。でも飛行場の規模を大きくすることができても、ここにサプライを運ぶ輸送船団を派遣することは極めて困難なので、やはり攻勢の拠点とはなりがたいかと思っています。

蘭印ではその他、ディリに6機のBeaufort Vが飛んで、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 1のダメージを与えました。またマカッサルにもsweeper 95機(P-40K Warhawk 26, P-39D Airacobra 25, Martlet II 16, F4F-4 Wildcat 28)とB-24D1 Liberator 28機による空襲を実施し、Airbase hits 11、Runway hits 43の命中弾を得ています。マカッサルにLRCAPを派遣することを日本側は断念したようにもみえますが、CAPトラップを仕掛けられる可能性は否定できないので、きちんとsweeperも飛ばしておきたいと思います。

この海域で今日気になったことはスラバヤの南東のヘクスに南西に向けて航行する4隻からなるTFが目撃され、うち1隻は軽巡だという報告が入ったことです。パメカサンやデンパサールの艦砲射撃が目的ならその日にスラバヤを出港すればいいはずなので、これはビマを狙っての出撃が想像されます。Waingapoeにいる駆逐艦6隻のTFをビマのパトロールに派遣してみましたが、これはこれでスラバヤからの天山の雷撃を受ける可能性もあり、次ターンがどういった展開になるのか幸運を祈るばかりです。

ビルマでは3日続けてとなりますが、Shweboから戦闘機 86機(Mohawk IV 16, Hurricane IIc Trop 31, Hurricane XIIb 15, P-40K Warhawk 24)がマンダレーをsweepしました。しかし、日本側のCAPの姿はなく、空振りに終わりました。この戦域ではこれまでに度々CAPトラップにひっかかって連合軍爆撃機の数が不足していて、連合軍の空襲が爆撃機をともなうことはないだろうという日本側の判断は的確でした。かといってマグエには日本の戦闘機が116機もいるので、マグエをsweepする勇気はまだありません。

マグエ攻略を狙っていた連合軍地上部隊は東のメイクテーラに移動しました。ビルマの地上兵力は日本側の方がずっと優勢で、マグエをじっくり攻めている余裕はないという判断です。マンダレーの日本軍がどう動くのか、やはり移動のアイコンが表示されていないので、停止したのかそれとも連合軍の諜報能力が不足しているだけなのか、不気味です。また、ラングーンから一気に北上するかと思っていた南部の日本軍ですが、今日も陸戦を仕掛けては来ませんでした。後続する部隊があるようですから、全軍揃ってから攻撃という方針なのでしょう。

0 件のコメント: