昨日のエントリーではsupplyとfuelの移動について触れました。fuel要求量が拠点のインフォメーションスクリーンに表示され、工業だけでなく、在泊艦船の数も影響するfuelと多少は違いますが、パッチ3以降、resourceとoilの動きもfuelと同じような感じになっているように思えます。resourceとoilの場合にははっきりした要求量が表示されませんが、その拠点に存在する重工業・軽工業・精油所での必要量に応じてその拠点に貯蔵されるresourceとoilが決まり、余分は地域で一番大きな港に輸送されるという点では、似ています。
ふつう、SRAの資源積み出しのハブ港はシンガポール、輸入港は博多、長崎、下関、広島あたりになるでしょうか。でも、パッチ3以降の物資の流れを見て感じたのは、SRAから本土への資源の輸入の中継港に香港を使えないかということです。なので、実験してみました。香港に物資を陸揚げして、その物資が中国・満州国・韓国地域で最も大きな港である大連まで陸路輸送されるのかどうか。
結果はこんな感じで、たしかに香港に陸揚げされたfuel, resourceは大連まで輸送されました。曜日が関係あるのは確かで、香港大連間は遠いので一週間に一回の移動なのでしょう。
香港を中継港として使用すると、直接本土まで資源を送るのに比較して、海上輸送の距離がかなり短くなります。resourceやoilは香港に陸揚げして大連に送られた後で、大連から博多、下関まで送ればいいわけです。またfuelの場合には、大連からではなく釜山から博多、下関に送ることができます。というのも、釜山で積み出されたfuelはすぐに大連から補充されるので。貨物船はたくさんあるからあまり影響ないかも知れませんが、タンカー不足はこれでほぼ解消できます。
もうひとつの利点は、海上輸送の距離が短くなるだけではなく、deep waterを航行する度合いが減ることです。シンガポール・香港間はインドシナ半島よりを航行すれば、deep waterは9ヘクスだけ。大連博多間は黄海がほとんどshallow waterなので、deep waterのヘクスを通過せずに到着できます。shallow waterのヘクスとdeep waterのヘクスとでは、ASW効果がかなり違いますから、deep waterヘクスを航行する距離が減ることは、潜水艦による被害をかなり軽減すると思われます。
香港を中継港とするのはいいことずくめのようですが、一つ欠点があります。それは、この方法がかなりgameyなこと。史実の日本は1944年に、南方資源地帯と本土を陸上交通路で結ぶことを一つの目的として、大陸打通作戦を実施しました。この作戦は成功したことになっていますが、資源を大量に鉄道で輸送することは実現しなかったそうです。なので、ゲームとはいっても毎週数十万トン単位の物資が大連香港間を陸路移動するというのは不思議ではあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿