2012年4月14日土曜日

味方の根拠地への艦砲射撃

ブナの防衛にとりあえず成功したことを先日のエントリーに書きました。実は、連合軍部隊がブナのヘクスに移動して来て攻撃をする前日には、まさか陸戦に勝てるとは思っていませんでした。連合軍側もそのつもりだったとみえて、規模6の飛行場を占領直後から利用するために、飛行場への爆撃を控えていたものと思われます。ポートモレスビーに加えてブナの飛行場も相手に加わるとラバウルの負担が大きすぎます。その対策の第一陣として戦艦伊勢・日向、重巡那智・青葉を基幹とする艦砲射撃TF、第二陣として機動部隊をトラックから送り出しました。
いったんはブナの防衛に成功したので、飛行場の破壊を目的とした艦砲射撃を実施する必要はなくなりました。しかし、味方の保持する根拠地のあるヘクスに艦砲射撃を実施した経験はなく、どんな挙動をするのか、例えば味方の飛行場や部隊に被害は及ばないのか?といった点を知りたかったので、そのまま任務を続けさせてみました。
敵地への艦砲射撃と違っていた点ですが、まずは艦砲射撃前日の位置です。敵地への艦砲射撃の前日は最高速度を発揮してぎりぎり到達できる距離のヘクスで待機しますが、今回のTFはブナから2ヘクスの距離にいました。そして、艦砲射撃自体は水上機による弾着観測を受けて実施された点は敵地へのものと同じですが、味方の飛行場や港の施設は避けて、敵の部隊にだけダメージを与えてくれて、死傷者127名で歩兵7分隊、後方部門15分隊、工兵1分隊がdisabledになったと報告されています。硫黄島なんかと違って強固な地下陣地にこもった部隊が相手ではなく、しかも戦艦が2隻も参加した砲撃なのですからもっとましな結果になるだろうと予想していただけにがっかり。そして、帰り道では重巡那智がS-18に雷撃され、また今日はダンピール海峡にさしかかったところでポートモレスビーからB-17Eの爆撃がありましたが、幸い魚雷も爆弾も命中弾はしませんでした。爆撃の方は、3機と少数機だったことと高度7000フィートからの水平爆撃だったからかなと思います。これが高度1000フィート程度の低高度からの爆撃だったら無事だったかどうか。
艦砲射撃TFの今日の位置をみると、24時間で6ヘクスしか移動していないようです。敵地への艦砲射撃とは違って、全速力で行って帰ってきたわけではないですね。ともあれ、こういった味方の根拠地に対する艦砲射撃の仕様が分かったことは収穫ですが、今回の作戦そのものは、危ない目に遭ったわりに戦果に乏しいものだったことも確かです。それでも、ニューギニアの連合軍地上部隊を効果的に叩く手段が他にはないで、繰り返さざるを得ないかも知れませんが。

昭和17年6月になると、翔鶴・瑞鶴にレーダーを設置するアップグレードが可能になります。トラックから本土に回航するついでに、アリューシャン列島のアダック島を攻撃することを計画しました。だいぶ前のSIGINTでアダック島に連合軍艦船の在泊が報告されていたので、ASがいるんじゃないかと思ったからです。当然のことながら奇襲を予定していましたが、昨日は悪天候のせいで攻撃に出発してくれませんでした。しかし、10%ずつをnaval serchに設定してあった九七艦攻・九九艦爆の方は飛び立ってくれて、アダック島にいる連合軍艦艇に偵察のついでの爆弾投下を実施してしまいました。おそらくこれで日本の空母の存在が相手にばれてしまったからだと思いますが、今日の空襲にはF4FがCAPについていました。F4Fなので空母の艦載機なのかなとも思ったのですが、調べてみるとVMF-111は海兵隊所属の飛行隊でした。海兵隊所属のF4Fを空母に搭載している可能性もないわけではないので注意は必要ですが、陸上の基地で訓練していた急遽派遣したのだと思いたいところ。でもこのワイルドキャットはそれなりに手強い相手で、九七艦攻1機とゼロ戦1機がA2Aで撃墜されました(ワイルドキャットはA2Aで4機、Ops loss 1機の損失)。また低高度(今回は1000と2000フィート)まで降下して爆弾を投下する急降下爆撃機は対空砲に弱く、flak lossとops loss合計で8機の損失になってしまいました。それでいて、AMとAMC各一隻にダメージを与えただけで、ASは在泊していなかった(空母の接近を知って逃げたかも)ので、今回の攻撃は失敗でした。素直に本土に改装すれば良かったと反省しています。
ポートモレスビー失陥後、後手後手ではありますが、アドミラルティ諸島のマヌスにも防御のために部隊を送り始めました。今日はこちらにもB-17Eの爆撃がありました。今日は被害がありませんでしたが、早晩、爆弾を命中されそうな気がします。そのほか、セイロン島西方でI-159がxAK Talthibius(VP 7)を雷撃して撃沈。連合軍側では稚泊海峡でS-45がxAKL Shinmei Maru(VP 3)を撃沈しました。

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