2012年4月23日月曜日

陸戦を仕掛けた側が撤退するケース



昭和17年6月5日、上海の北4ヘクスのところにあるTaichowで中国軍9部隊にShock Attackをしかけられました。守っていたのは汪兆銘政権軍の2部隊でしたが、オッズ比1対99で撃退しました。陸戦をしかけてきたのは中国軍なのですが、敗退した中国軍部隊の一部はもと来たヘクスへと後退しました。戦闘を仕掛けられて敗れそのヘクスから撤退するというのはよく見ますが、戦闘を仕掛けた側が敗退してそのヘクスから撤退するのを見るのは初めてです。Taichowの北東のヘクスにも陸戦アイコンがついていますが、このヘクスでは陸戦はありませんでした。陸戦を仕掛けた側が敗退・後退した先のヘクスにも陸戦アイコンが表示される仕様なんでしょうかね。
この中国軍の9部隊は開戦時に華中にいた部隊ですが、日本側が華北・華中を平定する過程で敗退し、スクリーンショットの上の方にあるdot baseに逼塞させられてしまいました。そのdot baseのヘクスでおとなしくしていてくれるのなら、日本側から手出しはしないつもりでした。というのも、 マニュアルの16.4.2 SPECIAL CHINESE REPLACEMENTSには
殲滅された中国軍の歩兵部隊は再建される。全滅すると、30日後にTOEの3分の1だけ充足された状態で重慶に復帰する。この再建に際しては、replacement poolのdeviceを消費しない。これは、必要があれば歩兵を限りなく補充することのできた中国の能力をシミュレートしている。
というルールがあります。このルールがあるせいで、戦闘によって充足率が著しく低くなってしまった中国軍のユニットは、撤退するより殲滅される方が連合軍側のプレイヤーにとっては都合がいいからです。長いこと日本側に放置プレイをされ、寂しくなった連合軍側はdot baseから南に2ヘクスのTaichowまで進撃してShock Attackをしかけてきたわけですが、残念なことに、連合軍側プレイヤーの思惑に反して、中国軍部隊はひとつも全滅しませんでした。弱いけれども逃げ足だけは速い当時の中国軍の特徴がよく再現されているゲームですね。

Ground combat at Taichow (92,52)

Allied Shock attack

Attacking force 1410 troops, 22 guns, 0 vehicles, Assault Value = 16

Defending force 1200 troops, 8 guns, 0 vehicles, Assault Value = 50

Allied adjusted assault: 0 

Japanese adjusted defense: 59 

Allied assault odds: 1 to 99 (fort level 1) 

Combat modifiers
Defender: leaders(+), experience(-)
Attacker: shock(+)

Japanese ground losses:
      8 casualties reported
         Squads: 0 destroyed, 1 disabled
         Non Combat: 0 destroyed, 0 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled


Allied ground losses:
      104 casualties reported
         Squads: 4 destroyed, 2 disabled
         Non Combat: 0 destroyed, 3 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled


Assaulting units:
    84th Chinese Corps
    85th Chinese Corps
    13th Chinese Corps
    Lusu War Area 
    7th Chinese Corps
    31st Group Army
    21st Group Army
    3rd Group Army
    48th Chinese Corps

Defending units:
    26th RGC Temp. Division
    27th RGC Temp. Division

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