2012年6月16日土曜日

NPCから遺産を贈られる

盗賊ギルドのクエでマップ東南端の街リフテンに向かって走り、手前にある鉱山集落のショール・ストーンを通りかかったところ、衛兵たちが戦っていました。近寄ってみると、フロストバイト・スパイダーという大きなクモのmob2匹と衛兵3人の戦闘で、クモはこちらが手を出すまでもなく退治されてしまいました。衛兵が村の平和を守ったわけですが、犠牲者が一人いました。フィリンジャールさんという村の住人が死んでいたのです。
お可哀想にと思ってみていると、配達人さんがやってきて、金貨がどうのこうのと言いながら、なにかを渡してくれました。この配達人さんが招待状やら手紙やらプレイヤーキャラに届けてくれて、そこからクエストが始まることもあります。今回は何を届けてくれたのかなと思って、インベントリーの中を調べてみると「遺書」というアイテムが増えていました。
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 ライラ・ロー・ギバー首長の名において、フィリンジャールの死を知らせることを非常に残念に思う。 故人は大量の100金貨を貴殿に財産として相続させるよう遺言を残した。 
 首長の法廷は総額から10金貨を、法律に従い税金として課した。残りは引き渡しのため、信頼できる配達人の手に託している。 
 首長の宮廷はすべて貴殿と共に悲しんでいる。一方で故人が親愛なる友を持ち、資産を残せたことを喜びに思う。 
 この法的に与えられた財産が、互いへの絶えることなき信頼と、双方に与えられた首長の恩恵を想い出すものとなるよう願っている。
ライラ・ロー・ギバーさんはリフテンの街の首長で、このショール・ストーンはリフテンの支配下にあるようです。メッセージの内容は、亡くなったフィリンジャールさんの遺産が故人の遺言でプレイヤーキャラに贈られたというもの。以前、このフィリンジャールさんからの依頼でショール・ストーンの鉱山を占拠しているフロストバイト・スパイダーを退治するクエストをこなしたことがありますが、その御縁でプレイヤーキャラに遺産を残す手はずを整えていてくれたのでしょうか。もしかすると、退治されたフロストバイト・スパイダーの一族が復讐にやってきて、フリンジャーさんを殺したのかな?
TESシリーズでは、住人がこういった事故で死んでしまうことがあります。Morrowindでは、クエストの進行に不可欠なNPCが死んでしまうと、クエスト続行が不能になったので、そのまま続けるか、古いセーブファイルをロードしてやり直すか選択するようにと表示されました。Oblivionでは、特にそういうのはなかったような。でもスカイリムではこういうかたちでNPCの死を扱っているんですね。金貨100枚は現在のプレイヤーキャラにとってははした金に過ぎないのですが、Bethesdaさんの仕込んだギミックの方にとても驚かされました。Sims3みたいにNPCがつねにシミュレートされているゲームとは違って、スカイリムのNPCはふだんはノンアクティブで、その存在するセルにプレイヤーキャラが進入して行動し始めるんだろうと思います。そういう意味ではプレイヤーキャラが接近しなければフィリンジャールさんも亡くなることはなかったわけで、ある意味では彼の死の責任は衛兵ではなくプレイヤーにあります。それなのに遺産を贈られるというのは、Bethesdaさんからの皮肉も込められているのかも。
住人NPCの死亡を目にするのは初めてではありません。以前のエントリーで書いたように、リバー・ウッドの村の鍛冶屋のアルボアさんがドラゴンの襲撃に巻き込まれて死んでしまいました。彼には家族がいるので、プレイヤーキャラに資産が遺贈されることはなかったんだと思います。それはそれでいいのですが、問題がひとつ。つい先日リバー・ウッドを訪ねたときも、アルボアさんの亡骸が残っていました。名前のあるNPCの遺体はずっとそのまま消えずに残るんでしょうか?もしそうなら、あまりうれしくない仕様ですね。

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