2013年8月21日水曜日

連合軍パイロットの訓練


1942年1月16日、 15日の日本軍ブナ無血占領を受けて、ブナへの爆撃を計画しました。ブナにはまだ飛行場がなく、港しかないので港湾爆撃です。しかし日本側が待ち伏せしているかなと考えて今日はP-40E Warhawk 16機にsweepさせてみました。しかし空振りでした。あしたはブナに爆撃機だけで空襲させてみようと思います。でも今日の米軍機のsweepに反応して、明日こそブナ上空にLRCAPが待ち伏せしていたりするでしょうか??

日本側は、ブナへのLRCAPなんていうまだるっこしいことではなく、単刀直入にラバウルからポートモレスビーに零戦(A6M2 Zero) 16機をsweepに送り込んできました。ポートモレスビーには2個飛行隊のP-40E Warhawkを配備してあり、29機が迎撃しました。零戦は11ヘクスという長距離を飛行してからの空戦ですから、疲労もたまるでしょうし、接戦を期待しました。しかし、結果はP-40E Warhawkが9機(空戦で6、Ops loss 3)損失に対し、零戦は3機(空戦で3)と惨敗でした。アメリカ陸軍の現有最強戦闘機が自軍飛行場の上空で戦ってこのスコアでは、この先が思いやられます。

緒戦期の弱体な連合軍空軍でどう戦って行くべきか。先日、フォーラムにPilot training from an allied perspectiveというスレがたてられていました。このスレは、素のWitPの経験者で最近WitP AEを始めたばかりというプレイヤーに連合軍側のパイロットの訓練についてアドバイスするというものです。連合軍側を持つのが初めての私にとってもかなり学ぶ点が多かったので紹介します。

パイロットのスキル一覧
AIr 空戦スキル
NavB 艦船爆撃スキル
NavT 雷撃スキル
NavS 海上哨戒スキル
Recn 偵察スキル
ASW 対潜哨戒スキル
Tran 輸送スキル
GrdB 対地爆撃スキル
LowN 低高度艦船攻撃スキル
LowG 低高度対地爆撃スキル
Staf 機銃掃射スキル
Defn 防御スキル

アメリカ海軍・海兵隊
まず、巡洋艦と戦艦に搭載されているSOC-1 SeagullをOS2U-3 Kingfisherに変更しよう。今後、増援されるKingfisher装備の飛行隊もSeagullに機種変更しよう。こうするとKingfisherを実戦部隊用の予備機とし、Seagullを訓練用につかうことができる。巡洋艦と戦艦が大きな港に寄港するたびにこの機種変更を済ませているかどうか確認してみたらいい。
トレーニングに関するtipsをあれこれする前に、フィリピンのP-40とB-17はオーストラリアに脱出させよう。P-40はひとっ飛びというわけにはいかないよ。でも手遅れになる前に脱出させておこうね。このP-40がポートモレスビーでのどから手が出るほど必要な事態がじきにやって来る。B-17も哨戒機として必要になる。
SOC-1 SeagullとOS2U-3 Kingfisherの飛行隊は護衛任務の訓練にもつかうことができる。緒戦期には何にもましてアメリカ海軍・海兵隊の戦闘機が必要になる。水上機をつかって護衛任務の訓練を完了したパイロットは、Patrol Reserve(哨戒機パイロットの交代要員)に入れられることを忘れてはならない。訓練済みの戦闘機のパイロットが必要になったらPatrol Reserveの中から探すこと。護衛任務の訓練を終了したパイロットをカタリナ飛行艇に乗せたりしたらダメ。海軍・海兵隊の戦闘機のパイロットはAirスキルだけを鍛錬すべきで、Ground attackやNaval attackスキルなんかは必要ない。ただし高度1000フィートでLowGやLowNスキルを訓練するとDefスキルが上昇して生き残りやすくなるという意見もある。いずれにせよ、空母の艦載機で飛行場を攻撃してはダメだ。大した効果がないし、それでいてかけがえのない空母のパイロットの喪失につながる。空母機は、必要に応じて一部を哨戒・対潜・偵察にあて、残りは護衛と艦船攻撃に専念させるべきだ。敵の艦船はどれも攻撃に価する存在だ。港を攻撃しなければならないような際にも一度で済ませ、地上の飛行場や敵の空母や水上艦隊の攻撃から自軍の空母や兵員を載せている輸送船などを守ることを優先すべきだ。陸攻の攻撃圏内に空母を進めなければならない時には、水上戦闘艦隊なんかを囮とすべきかもしれない。
海軍・海兵隊の戦闘機のパイロットの交代要員(Airスキル70以上)の数が充分に充足してきたら、水上機で訓練するパイロットの目的を変更する。水上機を使えば雷撃以外のスキルのどれでも訓練することが可能だ。大戦早期に必要になるのはNaval Searchスキルだと思う。急降下爆撃機のパイロットにもカタリナ飛行艇のパイロットにも、高いNaval Searchスキルが要求される。カタリナ飛行艇は雷撃も可能で、カタリナを使ってNavTスキルを訓練できることは憶えておいた方がいい(もちろん実際に艦船を雷撃させてもいい)。爆弾は潜水艦の攻撃にも必要なので、PBYに哨戒飛行させる時には爆弾の搭載を選択することになり、魚雷を搭載させることはできない。カタリナが配備されている基地で魚雷を利用できることは少ないが、たとえ基地に魚雷がなかったり(魚雷の装備が赤い文字で表示される)、内陸の基地であったとしても魚雷を装備するよう選択すれば、NavT(雷撃)スキルを訓練することができる。内陸の根拠地でもNaval SearchやASWや、すべての種類の艦船攻撃スキルを訓練することができる。ただ個人的には、川に面していない内陸の根拠地に水上機(PBY 4やPBY 5)を配置することが可能なのかどうか試したことがない。
飛行隊に訓練を指示する際には、距離0で100%とすべきだ。またその飛行隊には可能な限り多数(訳注:定数の133%)のパイロットを所属させておくこと。
海軍・海兵隊の飛行隊の機種別に必要なスキルを重要なものから順に列挙してみた。緒戦期にはASWスキルを訓練する余裕がないかもしれないが、やがて雷撃機のパイロットのASWスキルを訓練することは必要になる。どのスキルも70まで上げておこう。
戦闘機 – Air 
急降下爆撃機 – NavB, NavS, (お好みで)Recn 
雷撃機 – NavT, NavB, ASW(緒戦期を過ぎたら) 
水上機 – NavS, ASW, Recn, (お好みで)Tran。カタリナ飛行艇は素晴らしい輸送機でもあり、島から島へとAir HQを輸送するのに重宝する。Air HQは重装備をもたず、根拠地に貯蔵されているサプライから魚雷を作り出す能力をもつかけがえのないユニットだ。
輸送機 – Tranスキルを70かそれ以上にまで上げておく。いずれ空挺部隊を降下させるのは輸送機だ。訓練の不十分なパイロットに空挺部隊を任せないように。
偵察機 – Recnスキル。いずれ海軍の偵察機型リベレーターが入手できる。素晴らしい機種だ。この機種が利用可能になったらすぐに使えるよう、水上機を使って偵察スキルを訓練しておく。リベレータの飛行隊に所属するパイロットはクビにし、偵察スキルを70まで上げてあるパイロットに交代させる。
海軍・海兵隊のパイロットとアメリカ陸軍のパイロットとは別々に管理されていて、お互いに流用できない点に留意してほしい。その他の国のパイロットは、各軍共通になっている。
充分な数の優秀な雷撃機パイロットを揃えることは難しい。雷撃スキルを訓練できる飛行隊を別の目的に使わないようにした方がいい。雷撃機のパイロットのNavBスキルやASWスキルは急降下爆撃機や水上機を使って訓練する。両スキルが70に達したらGeneral Reserveにまわし、雷撃機の飛行隊に空きができたら移動させてNavTスキルを訓練させる。雷撃可能な距離より遠くに敵の艦船がいる場合や空母に予備の魚雷が無くなった際には、雷撃機のパイロットにもNavB(艦船爆撃)スキルが必要なことを銘記しておいてほしい。
言い忘れたが、陸軍機・海軍機に関わらず哨戒機はすべて潜水艦や艦船を攻撃してくれる可能性がある。だから哨戒機のパイロットのNavBやASWスキルを訓練しておくのもいいことだ(訳注:Naval Search任務中に発見した潜水艦を攻撃する際に使われるスキルはNavBスキル、対潜哨戒飛行中に発見した潜水艦を攻撃する際につかわれるスキルはASWスキル)。
哨戒飛行させる際、私は可能な限り複数の飛行隊のサーチアークをダブらせるようにしている。ただし、高度に関しては違えるようにしている。高度6000フィートを選択するプレイヤーが多いが、晴れた日にはもっと高い高度、たとえば1万5000フィートくらいの方が有利じゃないかと感じている。でも、雨や曇りや嵐の日には6000フィートにしておくべきだろう。
機種の自動アップグレードはoffにしておくこと。私には空母ホーネットに搭載していた飛行隊がリベレータに機種変更してしまった経験がある。とんでもない事態だったが、幸いなことにホーネットは港に停泊していた。飛行隊の機種変更を手動で行う際にも、自動アップグレードがonになっている時の機種変更先の機種が表示される。それもoffにしておくこと。
TRACOMに関してだが、パイロットをTRACOMに移動させるのは、そのパイロットを温存する意味しかない。訓練に与える影響はわずかだ。優秀なパイロットをTRACOM所属として温存しておき、優秀な機種(主に戦闘機)が利用可能になったらその飛行隊に移動させ大切な任務に従事させてもいい。また贅沢が許される時期になったら、TRACOMに移動させられるほどの優秀なパイロットにさらに訓練を施すこともできる。こういった優秀なパイロットを前線に放置し、スキル70のパイロットと同じように死なせてしまってはもったいない。
訓練に専念していた飛行隊を実戦に移動させる際にはいつも、0にしてあるrangeの設定がそのままでいいのかどうか確認しておくべきだ。

アメリカ陸軍航空隊
まず、開戦後一年は哨戒任務にあてられる海軍機の数が不十分なので、陸軍の爆撃機パイロットにNavSスキルの訓練を施すことが必要になるだろう。時には陸軍の爆撃機を輸送任務に従事させることもあるだろうが、Transportスキルを訓練する必要はない。多くの港では周辺の対潜哨戒任務を陸軍機が担うことになるだろうから、ASWスキルを訓練しておくことも必要だ。はじめのうちは、ASWに専念する飛行隊と哨戒任務に専念する飛行隊を分けておき、それぞれにASWスキルを訓練したパイロット、NavSスキルを訓練したパイロットをあてたほうがいいだろう。哨戒機が潜水艦を攻撃することもあるから、ゆくゆくは両方のスキルの訓練を済ませておくように(訳注:哨戒任務で発見した潜水艦を攻撃する時に使うのはASWスキルではなくNavBスキルだったはず)。B-18 Boloを訓練任務以外に使ってはダメ。定数いっぱいの機体が配備されていない飛行隊では訓練の効率が低下するが、それでも飛行隊に最大数のパイロットを詰め込んで訓練させておいた方がいい。少なくとも手持ちの飛行隊の3分の1、できれば2分の1は訓練任務に専念させた方がいい。
パイロットの訓練に関して憶えておくべきことがある。ある飛行隊に所属するパイロットのあるスキルが高い人から低い人までいろいろだと、そのスキルを訓練させた時にスキルが向上するのは、元のスキルの低かった人ばかりで、元のスキルが高かった人たちは足踏みすることになる。満遍なくスキルを向上させようと望むなら、できればパイロット間のスキルのばらつきが10以内におさまるように工夫した方がいい。あるスキルが60台ばかりの飛行隊なら、訓練の結果70になったパイロットは卒業させ、そのスキルが50台か60台の新たなパイロットを加える。withdrawalする飛行隊があるので、general reserveの中には、新人ではないのにスキルが70未満のパイロットが貯まってきているだろう。
いずれ、GrdBスキルをしっかり訓練された爆撃機パイロットの数が不足し、スキル60台のパイロットを前線に送らなければならない時期が来るだろう。出撃して生き残ったパイロットは経験から学ぶ。海軍機が哨戒や偵察任務を担ってくれるようになる頃には、訓練に専念する飛行隊に爆撃機を充当することが可能になるだろう。私はA-20A HavocやB-26 MarauderやB-25をASW任務にあてている。四発爆撃機は訓練にあてるなんてもったいないし、B-25はそれほど丈夫でないので訓練にあてるのがいいんじゃないだろうか。戦闘機パイロットの数が充分たくさんたまったら、戦闘機の飛行隊で爆撃機パイロットの訓練をはじめてもいい。
開戦時、単発の偵察機を装備した飛行隊があるが、どれも実戦で使用に価しない。しかしいずれはF-5E Lightningを装備した偵察飛行隊が増援され攻撃的な偵察任務に使うことになるので、偵察機パイロットが必要になる。開戦時の偵察機飛行隊は、訓練に使っておくのがいい。それら偵察機の補充はないので、大事に扱おう。
やがては戦闘機パイロットにStaf(機銃掃射)スキルとLowG(低高度地上攻撃)スキルを訓練させたくなる時期が来るだろうが、これらスキルの優先順位は低い。これらスキルを訓練した戦闘機パイロットは、それが必要な場面だけに投入しよう。こういったパイロットを対空火器を多数装備している目標に投入するのは、どんなに大きな戦果が望めるとしても、犠牲が非常に多くなり見合わない。戦闘機パイロットは、戦闘機や爆撃機との戦闘に必要とされるだろうし。
緒戦期の戦闘機にCAPさせるならば、range 0で自軍の根拠地の上空だけに限った方がいい。連合軍機には防弾装備があるし、自軍の支配下の土地の上空なら撃墜されても捕虜とならずに生還できる可能性が高い。リスクのある作戦を実施できるほど戦闘機戦力(機体もパイロットも)が充実するのはかなり先のことだ。消耗を避けるために後退しなければならないこともあるだろう。
以下に訓練の優先順位をすっきりまとめてみたい。注意しておくが、私は爆撃機のパイロットにGrdB(対地爆撃スキル)を訓練させるなと言っているわけではない。必要があるようなら、訓練すればいいと思う。GrdBは飛行場や港を爆撃するのに役立つ。港の爆撃は対地攻撃とみなされているので、Airfield attackかGround attackの項目を選択して訓練するといい。敵がこちらの爆撃機の攻撃範囲内の港に艦船をdisbandしているようなら、後悔させてやろう。地上部隊に対する爆撃は、開けた土地(clear)か荒れ地(rough)か砂漠(desert)か農村(cultivated)か町(developed)のヘクスにいるのでないかぎり、やる意味がないと思う。森林(forest)やジャングル(jungle)や山岳(mountain)や根拠地のヘクスにいる地上部隊への爆撃は戦果に乏しい。
戦闘機 – Air, Staf, LowG 
水平爆撃機 – NavS, ASW, GrdB, Recn。双発爆撃機にはNavBも 
急降下爆撃機 – NavB一択。開戦後間もなくA-24 Banshee(SBDの陸軍バージョン)を使えるようになるが、それ用のスキルを訓練し終えた頃にはwithdrawしなければならない。1943年6月になるとまた増援されてきて、前線の港を守るのに威力を発揮する。
輸送機 – 作戦に従事してスキルを伸ばすこともできる。輸送機の大部分が中国か、ときにはビルマへのサプライ輸送にあたることになるが、充分な数が揃うことはない。大戦後半では空挺作戦に輸送機を使用することもあるだろうから、それ用のパイロットのスキルは訓練で上げておくか、または海兵隊の輸送機パイロットに空挺作戦を任せるかしよう。
偵察機 – Recn。偵察機を他の任務(哨戒飛行など)にあてないように。偵察機は貴重だ。

オーストラリア空軍
陸でも海でも空でも、オーストラリア軍の規模と質にはいつも感心してしまう。人口が少ないことを考えると、すばらしい。歴史的にもアメリカの最も信頼できる同盟国はイギリスでもカナダでもなくオーストラリアだった。オーストラリア軍の欠点は工兵部隊の不足で、連合軍プレイヤーはインド・ビルマ戦域だけでなく珊瑚海戦域にもアメリカの工兵部隊をなるべく早く移動させた方がいい。
Wirraways – この機種は訓練任務以外では使いものにならない。いずれはこの機種を装備する飛行隊ももっと優秀な機種に転換されてゆく。転換先の機種は飛行隊によって異なるので、転換後のことを考えて、飛行隊ごとに訓練するスキルを選ぶべきだと思う。有用でしかも多数を入手できる機種が二つある。一つはVengeance。これは急降下爆撃機で、もっぱら艦船攻撃にあてるべきだ。私は、目標が非常に価値ある存在で、機体やパイロットがその目標の攻撃に適しているのでなければ、オーストラリア軍のパイロットを死亡率の高い任務に向かわせようとは思わない。Vengeanceは、敵艦船に港や海峡(例えばオーストラリアとニューギニアの間の海峡)の航行を許さなかったり、近くの敵の港(例えばニューギニア南東部の港)への入港を阻止するのに非常に役立つ。もう一つはBeaufortで、素晴らしい機種だ。Beaufortは雷撃が可能(イギリス軍のBeaufort Vは雷撃できない)で、Vengeanceと同じ用途に使えて、しかもVengeanceよりも攻撃可能な距離が長い。Wirrawayの飛行隊は主にNavBとNavTとASWスキルを訓練しておくことをお勧めする。Beaufort VIIIを操縦することになるパイロットにはNavBとNavTの両方を訓練しておくことを忘れずに。Wirrawayの飛行隊にLowNスキルを訓練してポートモレスビーに配置し、ブインやラエなんかに入港しようとする輸送船の攻撃にあてようと思っている人もいるだろう。でも、軍艦に向けて攻撃を仕掛けると、撃墜されるだけだ。
戦闘機 – オーストラリア軍の戦闘機は根拠地の防衛と対地攻撃にだけあてて、護衛任務にはつけない方がいい。いずれにせよ、そのうち増援されてくるスピットファイアは航続距離が短いので他の任務には従事させられないだろう。Beaufighterもまずは戦闘機パイロットの訓練が第一だが、火力があるのでゆくゆくは攻撃機として使うことにもなるだろう。LowGとStafスキルを訓練しておくといいだろう。
爆撃機 – 私はHudsonをおもに哨戒任務につけている。爆撃機として優れた機種だとはいえないが、ASW任務につかってもいいだろう。Empire飛行艇やCatalina飛行艇が入手できた時のために、哨戒任務用のパイロットを訓練しておくといい。消耗率を考えるとオーストラリア軍に飛行場制圧任務をあてるわけにはいかない(そういった任務はアメリカ軍にさせよう)。しかし単発的な港湾攻撃をさせるのなら、GrdBスキルを鍛えておくのもいいだろう。私自身は訓練かASW任務にしかつかわないけど。
輸送機 – ドラゴンやロードスターは航続距離が短すぎてつかえない。でもHudsonやEmpireやCatalinaを空輸目的でつかうことができるから、ドラゴンやロードスターでTransスキルを鍛えておけばいいだろう。
ニュージーランド
オーストラリア空軍とおおむね同じなので、異なる点を記すと
Vildebeests – 雷撃機だから、どう使えばいいのかは分かるよね。でも、実際に雷撃で使う機会は少ないから、ASW任務で使うことになると思う。でも、そのうちAvengerを装備する飛行隊が増援されるから、雷撃スキルを鍛えたパイロットを用意しておこう。
Vincents – 練習機としてしか使えないだろう。増援予定のAvenger装備の飛行隊用のパイロットにNavBとASWスキルを訓練させたり、実際にASW任務をさせる。また増援予定のDauntless装備の飛行隊用のパイロットにNavBとNavSスキルを訓練させてもいい。
戦闘機 – 訓練あるのみ。素敵な戦闘機を装備した、しかもcarrier trainedな飛行隊が手に入るから、それ用にパイロットを訓練しておこう。

フィリピン
戦闘機飛行隊一個と偵察機飛行隊一個が用意されている。どちらもrestrictedなので、尋常な方法じゃ脱出させることはできない。たとえ脱出させたとしても、もともと装備しているP-26よりもましな機種は配給されないし、P-26なんてがらくただし。Beech偵察機の方はいい機種だ。最期を迎える前にdisabandさせれば、60日後にはアメリカだかオーストラリアだかに戻って来るんじゃなかったかな。

オランダ
オーストラリアに脱出できる飛行隊もあったと思うが、いったんオーストラリアに到着したら2度と外には出られない。最期を迎える間にdisbandさせると、蘭印が陥落していればアデンに再登場する。disbandさせる飛行隊のスキルを鍛えてあるパイロットは、スキルの低いパイロットに交代させておくこと。蘭印が陥落すると奪還しない限り、オランダのパイロットの補充はない。パイロットの訓練は保有している機種にふさわしく、しかも消耗の少ない任務のスキルに限定しておく。なにしろパイロットの補充がないんだから。オランダの戦闘機でも後方の根拠地の防衛にはつかえる。その他、偵察、哨戒、ASWや多少は空輸任務につかえるだろう。

インド
この戦域では、インド空軍もアメリカ、イギリスも増援されてくる機体の数が少ない。しかも飛行隊が増援を受け取ったり機種変更できるのはカルカッタに限られていることが多い。どうしてそうなっているのか、または私がなにかへまをしでかしたからそうなったか、分からない。この戦域でもアメリカの行動は活発だが、それも主に空軍と海軍の一部だけのこと。私は海兵隊(地上部隊も飛行隊も)をこの戦域に投入したくはないし、太平洋戦域でつかいたい。それ以外では、この戦域にはなるべく多くの工兵(戦闘工兵以外、アメリカには戦闘工兵が多くない)、純粋に建設に専念する工兵も、Air supportやNaval supportを含むものが必要となるだろう。アメリカ陸軍の兵隊をこの戦域に移動させることをお勧めする。そうでもしないと、彼らは手持ち無沙汰でしょうがないだろうから。毎週太平洋戦線で上陸作戦を行えるほどの支援部隊はないし、フィリピンに上陸するまで陸軍の部隊が必要になることなんてないだろう。太平洋戦域でも前半は、海兵隊ぜんぶと、海兵隊と同数程度の陸軍部隊があれば充分だ。海兵隊の輸送機は除き、輸送機のほとんどをインド戦域に送ることになるだろう。戦闘機もインド戦域に増援される数以上があった方がいいが、爆撃機はシナリオでインド戦域用に設定された数だけで充分だろう。緒戦期の海上哨戒にオーストラリアからB-17をインド戦域に送ってみたくもなるだろうが、数は程々に、しかもwithdraw予定の飛行隊だけにしておいた方がいいだろう。
WapitiとAudaxとLysander – 基本的に練習機だが、空戦と雷撃以外は一通り何でもこなせる。可能になったらすぐに優秀な機種に転換する。インド空軍は一部の機種をイギリス空軍から融通してもらえるし、多少は自軍にも優秀な機種が配給される。将来を見据えて、訓練するスキルを決定しよう。可能なら戦闘機パイロットの訓練をしておきたい。でも戦闘機はイギリス軍も必要とする機種だから、戦闘機パイロットの訓練をするかどうかはよく考えてからにしよう。

イギリス
はっきり言うと、戦闘機パイロットの訓練にたくさんの飛行隊が必要になる。大戦初期のビルマ上空の戦いはきびしいものになる。イギリス空軍は陸上基地の飛行隊と空母の飛行隊をともに扱っていて、パイロットも相互に行き来させることができる。空母の飛行隊は陸上基地の飛行隊用のパイロットの訓練につかい、空母で運用可能な機種は遠い先に搭載機数の大きな空母が増援されてくる日のためにとっておこう。

中国
とっても簡単。爆撃機は訓練と輸送任務以外には使いようがない。大切なのは戦闘機のパイロットを訓練すること。爆撃機もgeneral trainingの設定の訓練につかって、その修了者を戦闘機パイロットの訓練にまわせば、まったくの新人からよりは優れたパイロットになれる。爆撃機でのgeneral trainingの一部は高度1000フィートに設定しておこう。ソ連製の戦闘機を実戦に投入してはだめで、訓練だけに使おう。いずれはアメリカ製の素敵な機体が手に入るから、パイロットを準備しておくこと。


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