2013年8月29日木曜日

パレンバン占領後初の日本TFが入港


1942年1月24日、トレス海峡のHorn IslandからニューギニアのTerapoに陸兵を輸送していたxAKL Pelton Bank(1050トン、VP 2)が呂33潜の浮上砲撃で損傷し、その後雷撃されて沈没しました。乗っていたのはTorres Strait Bnの一部で、もともとはHorn Islandの守備隊です。ポートモレスビーに日本軍が上陸して陥落必至と思われた頃、陸戦で敗北して逃げていくならTerapoになるだろうと考えました。もちろんTerapoで持久はできないでしょうが、Terapoにサプライを輸送しておけば、敗残兵の士気や疲労にも多少は良い影響がもたらされ、日本のニューギニア南東部平定のささやかな障害となってくれるのではと目論んだわけです。でもTerapoはもともと無人ですから、わずかな空挺部隊が降下するだけでも占領されてしまいます。そこで、そうならないようHorn Islandから陸兵を分派しましたが、その結果、Torres Strait Bnが二つに分かれてしまったので、少しずつ貨物船でTerapoに輸送し、一つの部隊にまとめようと考えました。今日のxAKL Pelton Bankもその一環でしたが、沈没によりdevice 10個ほどが海没してしまいました。あと、今日はポートモレスビーへのsweepはありませんでした。ラバウル航空隊のパイロットもお疲れのようです。

ジャワ海に南下してきていた日本のTFはパレンバンに入港しました。駆逐艦2隻と哨戒艇2隻が護衛したxAK(貨物船)1隻だけと報告されています。貨物船1隻は少なく感じますが、ここ2日ほどの報告を勘案すると、別にいたとしてもあと1隻くらいでしょう。すると輸送してきたのは飛行機整備にあたる部隊一つだけか、またはそれにAir HQが伴っている可能性が若干あるといったところでしょう。支援にあたっていた水上戦闘TFも一緒にパレンバンに入港しました。パレンバンのヘクスは河を遡ったところにあるため戦艦は侵入できないルールがあります。今日の哨戒機は重巡9隻と報告してきているのですが、9隻は多すぎるとしても、巡洋艦+駆逐艦のTFで戦艦はいなかった模様です。

このパレンバンにバタビアからB-339D(オランダのバッファロー)42機がsweepし、日本側は零戦(A6M2 Zero) 10機がCAPしていました。42対10というと数的に優勢のようにみえますが、B-339Dは4波にわかれていて、実際に戦闘できたのは最初の2波12機ずつのみでした。スコアはB-339D 11機(すべて空戦損失)に対して零戦は6機(空戦で4、Ops loss 2)。やはり台南空は強く、昨日危惧した通り、やらなければ良かったという感じの結果でした。CAPが10機(機数的におそらくLRCAP)しかいなかったのですから、バッファロー42機を護衛任務にして、バタビアから水平爆撃機・雷撃機を艦船攻撃に送った方がもっと面白いことになったろうと反省しています。

昨日のエントリーに書いたように、ジャワ島西端のMerakにABDAの巡洋艦を集結させました。日本の哨戒機にしっかり目撃されたので、日本側としてはパレンバンへの殴り込みを警戒するでしょうが、日本側の水上戦闘TFが強力なのでスラバヤ方面に後退させることにしました。しかし後退する前の今日、哨戒機の報告により九六陸攻(G3M2 Nell) 20機がやってきました。Merak上空ではCW-21B Demon 4機と75A-7 Hawk 3機がCAPしていました。2機種とも見慣れない名前ですが、ぐぐるとCW-21B Demonというのはカーチス社製の輸出用の戦闘機で、75A-7 Hawkの方もカーチス社製のP-36のオランダ輸出バージョンなのだそうです。

Merakにやって来た九六陸攻には護衛戦闘機がついていませんでした。護衛のいない陸攻はCAPにひどい目に遭わされるのが通例ですが、CW-21B Demonと75A-7 Hawkは1機しか撃墜できませんでした。レーダーで30分前に探知し、準備万端で迎撃したはずなのにこの体たらく。がっかりするとともに、何隻かやられるのではとリプレイを見ながらはらはら。18機の陸攻がCL De RuyterとCL Mauritiusなどを狙って雷撃を実施しましたが、幸いなことに命中した魚雷はなく、対空砲火で2機が撃墜することができました。

西安南東の森林ヘクスでは、昨日の陸戦の敗北にも関わらず撤退しなかった中国軍2部隊に対して、日本側からDeliberate attackがありました。素のAVが日本側7679:中国軍 367と圧倒的な戦力差です。修正AV 4755:106、オッズ比44対1で敗北し、2部隊とも西安に撤退しました。敗北自体は当然のことなのですが、戦闘の被害をみてみると、中国側の破壊されたdeviceが545、disabeldになったdeviceが42だったの対し、日本側は破壊されたdeviceが12、disabeldになったdeviceが371でした。負けた中国軍の被害が多いことと、勝った日本側の破壊されたdeviceが少ないことは当たり前ですが、日本側のdisabeldになったdeviceの数が少なくないことには驚きます。この数だと一個師団がしばらく戦闘不能になった感じです。でも、西安の危機がさらに差し迫ったものとなったのも事実です。
Ground combat at 84,42 (near Sian)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 217175 troops, 1800 guns, 1326 vehicles, Assault Value = 7679
Defending force 16793 troops, 75 guns, 0 vehicles, Assault Value = 367
Japanese adjusted assault: 4755 
Allied adjusted defense: 106 
Japanese assault odds: 44 to 1 
Combat modifiers
Defender: terrain(+), fatigue(-), experience(-)
Attacker: 
Japanese ground losses:
      2251 casualties reported
         Squads: 9 destroyed, 318 disabled
         Non Combat: 1 destroyed, 8 disabled
         Engineers: 1 destroyed, 31 disabled
      Guns lost 15 (1 destroyed, 14 disabled)
Allied ground losses:
      8794 casualties reported
         Squads: 352 destroyed, 0 disabled
         Non Combat: 157 destroyed, 14 disabled
         Engineers: 15 destroyed, 10 disabled
      Guns lost 39 (21 destroyed, 18 disabled)
      Units retreated 2
西安には九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 62機の地上部隊爆撃がありました。disabledになったdevice9個で、混乱値や疲労値にも大した影響はありませんでしたが。日本側はすでに西安攻略に目を向けていることがよく分かります。

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