2013年8月5日月曜日

連合軍潜水艦喪失第一号はラバウルで


1942年1月1日、前日ラバウルに到着した日本の上陸船団への水上戦闘TFによる殴り込みを断念していたので、SS Tarponをラバウルのヘクスに送り込みました。しかしSS Tarponは護衛艦艇にみつかってしまい、爆雷攻撃を受けました。日本側を持ってプレイしていると効果があるように感じないtype 2でない旧式の九五式爆雷でも、浅海ヘクスだとアメリカの潜水艦にダメージを与えることがあるんですね。船殻に亀裂が入ったというメッセージが2回表示され、浮上を余儀なくされました。強制的に浮上させられると、窮鼠猫を噛むかのように活躍する潜水艦が少なくないのですが、SS Tarpon(1335トン、VP 8)は一方的に砲撃されるばかりで沈没してしまいました。また無防備だったラバウルも、上陸した日本の地上部隊に無血占領されました。

またマレー半島ではクアラルンプール、またニューギニア北西端のソロンを失いました。ソロンには軽巡3隻のTFを派遣してありましたが、日本の上陸船団はすでに去ったあとで、空振りとなりました。新たな年が始まったわけですが、幸先よしとはとてもいえません。

パールハーバーからウエーク島に増派した3rd Marine Def Bnの下船がようやく完了しました。日本の水上戦闘TFや機動部隊の妨害が心配で、空母レキシントン、エンタープライズや重巡、それにピケット用の艦船と潜水艦を周囲に巡らしての大作戦でしたが、大きな損害なく済んでほっとしています。開戦時、ウエーク島には1st Marine Def BnとWake USN CPNABの2部隊が駐屯していました。後者は工兵でAV 0ですから、戦闘にはほとんど寄与できません。前者1st Marine Def BnもわずかにAV 21で、特別陸戦隊が一つ上陸すれば太刀打ち困難という状態でした。その後パールハーバーからサプライを送ってdeviceの補充をonにしたので、1st Marine Def BnのAVは31まで増強され、まだ増えつつあります。これにAV 35の3rd Marine Def Bnが加わり、また工兵が陣地の構築作業をおこなってfortificationのレベルが3まで上昇してきていますから、日本が特別陸戦隊を2部隊上陸させても防衛できるかもしれません。

ウエーク島はatollという地形なので、上陸側は上陸したその日のうちにShock attackを強制されるルール(渡河の時にも同様なルールあり)があります。Shock attackは弱い敵をけちらすのにはいいのですが、強固な防御の敵を相手にすると攻撃側の被害が大きくなり、士気や疲労にも悪影響があり避けるべきとされています。atollのウエーク島ではルールでshock attackを余儀なくされるので、上陸した当日の攻撃に勝って占領することが強く望まれます。上陸第一日の戦闘で占領に失敗してしまうと、増援を送ろうとしても増援が上陸するたびにshock attackを強制されるので、実質的に増援を送ることが困難なのです。

大軍、例えば一個師団を上陸させれば占領は容易でしょう。しかしウエーク島は小さな島なので、ペナルティなしで駐屯できる兵員数に6000名(現在数3190名)という上限が設定されています。この上限を数百名超えるくらいなら大きな問題は起きませんが、大幅に越えると、毎日のサプライの消費量が(たとえ戦闘はなく駐屯しているだけでも)極端に増えてしまいます。一個師団ですと2万名近くだと思いますが、数万トンのサプライがあっても一日で消失してしまうんじゃないでしょうか。大軍で占領するなら、ごく一部の駐屯部隊だけを残して、大部分は船でなるべく早く他の根拠地に転進させなければならず、この手間がけっこう大変だと思います。

今後、日本側がウエーク島を占領するには空襲や艦砲射撃で守備隊の士気値と疲労値を大幅に悪化させ、可能ならサプライを枯渇させ、その後に一個聯隊くらいを上陸させることが必要になるんではないかと思います。開戦時に日本側が(PPを支払わず)自由に使える陸軍部隊はざっとこんな感じ。
  • 第2師団 仙台と磐城と仙台のヘクスのTFに分かれて
  • 第4師団 大阪
  • 第21師団 上海
  • 第33師団 長崎
  • 144聯隊(南海支隊) 父島のTF
このうち第2師団、第4師団、第21師団、第33師団はルソン島のクラークフィールドの攻城戦の真っ最中で、また144聯隊は今日ラバウルに上陸しましたから、近々にウエーク島に差し向けられる部隊はなさそうな気がします。前哨としての価値はあっても、戦略的な価値のそれほど高くはないウエーク島ですから、急ぐ必要はありません。でもそれまでには、防御機雷の数をもっと増やし、fortificationのレベルも4以上に増強し、さらなる増援も考えて、攻めごたえのある上陸戦の場を日本軍に提供したいと思います。

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