2013年10月30日水曜日

クーパンなど3カ所に上陸


1943年3月19日、爆撃を受けて損傷していたSS Trusty(1340トン、VP 10)は浸水の増加がとまらず、沈没しました。乗組員は退艦したとの報告がありましたが、マレー半島に上陸してゲリラ戦に参加するのでしょうか。
前日、チモール島の北岸にみとめられた日本のTFはやはり上陸船団で、クーパンに上陸が始まりました。前日の偵察機は2つのTFに戦艦と重巡が山盛りと報告していましたが、上陸支援砲撃に参加したメンバーはBB陸奥、CA足柄・鳥海・摩耶、CL木曽・多摩・球磨・那珂・川内・香椎でした。哨戒機のパイロットには戦艦、重巡、軽巡の識別が難しかったようです。クーパンに上陸したのは近衛師団と木村支隊で、昨日のSIGINT情報は正しかったわけです。また今日はセレベス島南東のマカッサルにも海軍防備隊3個が上陸しました。クーパンのオランダ軍にもマカッサルのオランダ軍も弱体で、上陸に対する砲撃もまったく効果がなかったようです。
さらに今日はもう一カ所、フィリピン・パラワン島のプエルト・プリンセサにも日本軍の上陸がありました。Puerto Princesaというのはスペインの王女様にちなんだ名前なんでしょうかね。CL鬼怒・由良・名取・五十鈴の支援で第113歩兵聯隊が上陸しましたが、守備隊はBase Forceだけなので反撃は出来ず、傍観しているのみでした。フィリピンといえば、バターン半島に立て篭った米比軍はまだ頑張っていますが、サプライの備蓄量が1943トンにまで減りました。一日に270トン程度の消費量なので、3月中にサプライが底をつくことになります。

中国での日本軍は湖南省に主力を差し向けています。この結果、中国の西域には大した兵力を配置してはいないだろうと考え、西から蘭州に向けて部隊を進撃させていましたが、数日前に山岳ヘクスで日本の部隊と出会いました。今日はその山岳ヘクスで日本側の第15戦車聯隊が中国軍の第303旅団にShock Attackを仕掛けてきました。素のAVは29:64、中国側には地形のプラス修正があり、22:28、オッズ比1:2で防衛に成功しました。日本側も小兵力ですが、ここを突破するのは無理のようです。
湖南省では邵陽(Shaoyang)で日本側のDeliberate attackがありました。日本側は戦車聯隊7個と、海軍の防備隊1個で素のAV 451なのに対し、中国側は騎兵軍団1個で195。中国側には混乱や経験不足のマイナス修正がつき、修正AVは176:5、オッズ比35:1で敗退しました。今日の戦闘は大敗でしたが、長沙から邵陽に進んだ日本軍の規模が判明したのは収穫でした。一方、衡陽(Hengyang)に進軍してきた日本軍は37ユニットと報告されていて、歩兵師団のほとんどはそちらに向かったようです。ということは、邵陽→枝江→重慶ルートではなく、衡陽→桂林と進んで鉄道線の確保を優先するのかもしれません。

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