2010年9月20日月曜日

LCUとサプライ空輸のルール



昭和17年8月30日、昆明には連合軍のLCUが不在とIntelが伝えてくれました。ほんとにお留守なら空挺作戦で占領してやろうと準備したのですが、その後の偵察で合計3000名くらいのLCUの存在が判明して(新たに移動してきたのかも)、空挺作戦は中止を余儀なくされました。その後も時々昆明を百式司偵で覗き見しているのですが、9月18日の偵察では兵員38480まで増強されていました。しかも注目すべきはLCUの色がアメリカ軍の色になっていること。これまでは中国軍の色だったのに。
インドから昆明までヒマラヤ山脈を越えてアメリカ軍が地上を移動するってことはないでしょうから(もしかするとあり得る??)、Ledoから中国に空輸された部隊なのでしょう。そこで、空輸について勉強してみました。マニュアルの兵員とサプライの空輸の項7.2.4には、
輸送機のNormal rangeの範囲内の敵のいる地点に、空挺部隊を降下させることができる。squadでないタイプのdeviceでload costが7より大きいものは投下することができない。
輸送機のMaximum rangeの半分までの距離の味方の基地間で、地上部隊を空輸することができる。squadでもengineerでもないタイプのdeviceでload costが9より大きいものは空輸することができない。
輸送機のNormal rangeの範囲内の基地でない地点にいる地上部隊にサプライを投下することができる。
輸送機のMaximum rangeの半分までの距離の味方の基地間で、地上部隊を空輸することができる。
と書かれています。ただ、各輸送機のMax.Loadと輸送できる量との関係については記載がありません。Air Transport load calculation というスレに、輸送機の各機種が空輸できるサプライやdeviceの量に関係について触れられていました。
基地間での部隊の輸送
a) squadでもengineerでもないタイプのdeviceでload costが9より大きいのものは空輸することができない。
空挺作戦
b) squadでないタイプのdeviceでload costが7より大きいもの、またreadyの状態にないものは投下することができない。
readyの状態のdeviceの空輸
c) aviation support:2 devicesを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう2devices余計に輸送できる。
d) squadとengineer:1 deviceを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう1device余計に輸送できる。
disabledの状態のdeviceの空輸
e) aviation support:2 devicesを輸送できる。
f) squadとengineer:1 deviceを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう1device余計に輸送できる。
サプライの空輸
空輸できるサプライの量は、その機種のmax loadを2000で割った値(端数は切り捨て)で、最小でも1を空輸できる。基地間の輸送の場合には出発地からこのサプライの量が引かれ、目的の基地に加えられる。投下の場合には目的の部隊に乱数で加工した量のサプライが加えられる。空輸する距離がextended rangeの場合には空輸できるサプライの量が半減する(やはり、端数は切り捨て)。
マニュアルや上記のスレの情報だとload costが9より大きいdeviceは運べないとのことなので、75mmクラスの野戦砲が空輸できる最大のdeviceになります。AFVは空輸不能で、ここに表示されているAFVs 26は元々中国軍が持っていたものなのでしょう。それにしても、ここに2個師団規模の部隊を集めて連合軍は何をたくらんでいるのか。香港までの距離16ヘクスなので四発機による香港爆撃がいちばん嫌です。でも、それならわざわざサプライ消費量を増やすだけのLCUを昆明に駐屯させない方が良さそうに思えます。単に昆明防衛のためにいる訳もないし、ここからさらに移動させて華南の日本軍占領地を狙うつもりでしょうか。気になる。

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