2010年9月3日金曜日

同型機種間の機種変更を生かしたR&D工場利用法

6月の脳挫傷の後遺症がだいぶ軽快してきたので、まだまだフルにではありませんが、8月から仕事を再開しています。WitP AEの情報はほとんどがMatrixのフォーラムから得ていますが、もともとは電車で通勤の際にiPhoneでチェックしていました。私の持っているのはiPhone 3GSですが、こんなふうに車内で読むのには充分です。往復だと40分くらいの時間があるのでふつうのポストの他に、しばらく遠ざかっていたAARを読む習慣の方も再開してみました。いくつか面白かったものを再び読み始めてみたところ、新たな発見がたくさんあります。


航空機工場の生産ラインの機種を変更すると、生産規模(機数)が減少してしまいます。マニュアルを見直してみると、13.1.1.1 航空機工場の機種変更の項に
機種を変更すると割り当てられた生産機数が減少するとともに、ダメージを受けた状態になって修理が必要になる。変更後の機種のdurabilityから、変更前の機種のdurabilityを引き算して、その差が大きいほど(差がマイナスだとしても生産機数は減少する)減少する程度は大きくなる。
と書かれてありました。昔読んだと思うのですが、durabilityの差が効いていることなんて忘れてました。durability値の差が意味を持っているせいかどうか分かりませんが、同系統の機体(アップグレード対象の機体)に変更する際にはそのペナルティがありません。そして、それは実際に製造している工場だけではなく、R&D工場にも適応されるのだそうです。ソースはiPhoneの図でお示ししたAARです。自分でもKi-44IIaからIIbに変更してみたところ、たしかに機数の減少はありませんでした。
以前、Helenの生産が早まった際に経験したことですが、 R&D工場の修理は、生産開始予定の前月のはじめ頃には2日に一度、10日過ぎからは毎日というペースでした。一ヶ月で20は修理できる勘定なので、例えば昨日のエントリーで紹介した私のPBEMのKi-44 IIaの場合、八戸 20、前橋 8、浜松2だった規模を、その気があれば昭和17年8月中にそれぞれ40、28、22に拡張することが可能です。その拡張した状態で8月末日までにKi-44IIaからIIbに機種変更しておけば、Ki-44 IIbの研究は月産90機で進むことになります。 そうなるとKi-44 IIbの生産開始は予定の昭和18年7月から、もしかすると4ヶ月くらい早まることになるのかもしれません。
昨日のエントリーでちょっと触れましたが、もし生産開始予定の前月には生産が早まる可能性がないのであれば、R&D工場はこの目的でつかうのが有用だと思います。ただし、同系統の機体の2機種目以降にしか応用できませんが。


追記:このR&D工場の問題は最近のN1K2 Niki upgrade path?というスレでも扱われていました。バグというより、仕様なんでしょうね。




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