2010年9月18日土曜日

Tojo vs Tony

Tojo IIaの生産がようやく立ち上がりつつある今日この頃(昭和17年9月18日現在で23機)ですが、ビルマでの航空戦の劣勢を考えるにつけ、今後の陸軍戦闘機のことが気になります。フォーラムでも、大戦中盤のIJAの戦闘機を何にするか、これまでにいくつかスレがたてられました。その中で、2010年5月にたてられたCancelling the Tony Programスレを抄訳してみました。もう3ヶ月ほど前のスレになりますが、この後は同様のタイトルのスレがたっていないので、現在までの意見の集約にもなっていると思います。ただ、現在でもそうですが、当時もみんなの興味が高高度sweep・成層圏sweepの問題に集中していたので、このスレでも機種の比較・選択よりも、高度問題に対する言及がかなり多くなってしまっています。なのでまずは6ページにも及ぶ長いスレの最初の方だけ紹介。
PDU onでプレイしているが、Ki-61 Tonyの性能を見てみると、Ki-61は生産すべきでないと思う。これは、素のWitPのTony vs Tojo論争の結果とは全く違っているので、他の人たちも同じ結論に達したかどうか知りたい。
まず、いずれにせよTojoは大量に生産しなければならない。なぜならTojoの方が5ヶ月早く生産可能になるから。
Ki-61-Iaの戦闘能力は、Ki-44-IIaとだいたい同じくらい。Ki-61-Iaはarmorを装備しているが、航続距離が1ヘクス短い。
Ki-61-Ib(昭和18年9月)はKi-44-IIaよりも火力が少し優れていて、armorも装備しているが、やはり航続距離は短い。
Ki-44-IIc (昭和19年3月)はarmorと火力の点でTonyに追いついて、航続距離は勝っている。もちろん、この時期になれば両機種をFrankで置き換えてゆくことを考えるのだろうが。
問題はservice ratingと生産面。Tonyはずっとservice rating 3のままなので、戦闘能力が多少ましなことも帳消しにされてしまう。地上にばかりいる飛行機をたくさん導入する訳にはいかないだろう。生産面をみても、Tonyは孤立していて、独特なエンジンと機体を製造しなければならない。Tojoは汎用されているHa-35エンジンを使っているので多機種間でやりくりしやすい点が有利だ。また使用する機種数が少ないほど、飛行隊の管理も楽になる。
TonyがTojoより戦闘能力の優れている時期は、昭和18年9月と19年3月の間だが、目を見張るほどの違いがある訳ではない。
以上の点から、私は完全にTonyの開発製造計画を中止してしまおうと思っているが、どうだろう。
注意事項:Ki-44-IIaのラインをIIbにアップグレードすべきではない。日本側プレーヤーは、IIaの生産ラインを確保しておくことを忘れてはならない。そうでないとIIbの生産が始まってしまうが、IIbへのアップグレードはただ40mm砲をもたらすだけで、しかもこの40mm砲は大きな的でも外してしまう代物だ。IIbはパスしておきなさい。
もうひとつの注意事項:Oscarの生産は続けるべきだと思う。Oscarには長距離のBettyの護衛という特別な役割がある。護衛戦闘機はどうせ多数落とされることになるので、Oscarにこれは任せて、IJNのパイロットは空母のために温存しておきたい。
エンジンの問題があるのでTonyを生産すべきではないというコンセンサスが既に出来上がっていると思う。
Oscarは、たとえBettyの護衛戦闘機に使うとしても、大して興味を引く存在ではない。他方、Oscar IIbはarmorを装備している。武装は貧弱なので、あまり敵を撃墜できないだろうが、生存性の点では向上しているだろう。Oscar IIbを少し生産してみて、Tojoと比較してみるつもりだ。加えて、満州国にはIda装備とNate装備に分かれた戦隊がある。この戦隊はOscar IIbにアップグレードすることができるが、これは戦闘機戦隊を増やすやり方の一つだ。
爆撃機を護衛する時には、相手をたくさん撃墜しなくてもいい。敵の戦闘機にダメージを与えさえすれば充分で、戦闘に参加できなくなる点からは、その日に限っていえば撃墜したのと同じ効果がある。連合軍戦闘機が一機撃墜を記録する時に、日本軍機は3倍の敵戦闘機にダメージを与えるように見えるし、戦術的には日本軍の方がよくやっているように思える。
内地とパレンバン防衛用にTonyを月30機の生産することになんの支障もない。また将来の爆撃機対策として月8~12機のTojo IIbも生産した方がいいだろう。Oscarに関しては同感で、私のPBEMの経験でもexp50以上のパイロットのOscar IIbはハリケーンと互角に戦える。
ひとつ忠告しておくが、Frankが生産可能になったらすべてをFrankに任せたいと思うだろうが、Frankのservice ratingは3。かわりに、Tojo IIcを考えるかも知れない。Tojo IIcはarmorを装備しているし、Frankと同じ時期に生産可能となる。このTojoの欠点は、Frankが2x20mmと2x12.7mm機関砲を装備しているのに対し、4x12.7mm機関砲しか装備していないこと。他方、Tojoの上昇率は素晴らしい。
私は少数のTonyしか生産していないが、満足している。
今までのところ、ほとんどのTonyは四発爆撃機の迎撃につかっていて、Tonyに対する主な反対理由がservice ratingであることを考えると、良い成績を示している。昭和18年も序盤が過ぎて、後方の飛行場を基地とする連合軍爆撃機のこちらの後方の飛行場への爆撃が増えてくると、これも変化するかも知れない。ただ、Tonyはarmorを装備しているので、成層圏sweepをするP-38にTojoが被るほどの被害はうけないだろう。
あと、Tojoは本来なら汎用されるHa-35エンジンではなく、Ha-34エンジン装備だったことも知っておくべきだ。AEでこの点が修正されれば、Tojoの汎用エンジン使用という利点もなくなってしまう。
修正されても汎用エンジン使用の利点は残ると思う。Ha-34はHelenにも使用されていて、爆撃機とまたいずれは輸送機として多数のHelenを生産することになるので。
Ki-61は作る甲斐がないと言う点には同意(素のWitPではとても良い飛行機だったが)。でも、Ki-61のmaneuverability値があんなにひどいのはおかしいと思うし、Ki-44の方がmaneuverability値が優れているのはどうして?。史実のKi-44はKi-61より操縦性に劣っていたはずなのに。
Ki-84も少し弱体化されているように感じるし、service ratingを考慮すると数値的にはKi-44-IIcの方がましだ。
Ki-44-IIbを避けるべきだという意見には賛成できない。私のIJAの戦闘機部隊は多くのKi-44-IIbを含んでいるが、昭和19年になってもよく働いている。明らかにKi-44-IIaやKi-61よりはいい。
このゲームでは高度がすべてなので、P47が出現する昭和18年になると、40Kを飛行できる唯一の戦闘機であるN1K1以外の日本の戦闘機は役に立たなくなってしまう(史実ではN1K1の高高度性能はひどいものだったが)。
ゲームを始めた当初は高度帯という考え方を面白いと思ったが、今では空戦を一方的なものにしているとしか思えない。私としては空戦システムには大改良の必要があると思う。
昭和17年中盤から昭和18年中頃まで大量に生産され大空を支配するTojo、連合軍が直面しているのはTojo gapだ。Tojoに対抗するのに充分な数のP38やコルセアはなく、Tojoと互角に渡り合え充分な数が揃う最初の戦闘機はP47になる。これまで私のPBEMではTojoがP40を圧倒しているこれは日本側プレーヤーにとってとても有利な点だ。そして、日本側プレーヤーがTonyを生産する理由が見いだせない。service rating1と3の違いは非常に重要だ。なんなら、バッファローやライトニングを出撃させ続けることの困難さを連合軍プレーヤーに尋ねてみればいい。
連携がとれなかった空襲ではTojoが連合軍の戦闘機・爆撃機を撃墜してしまうので、爆弾を運ぶにはより重爆撃機に依存しなければならなくなっている。Tonyは日本の重要な戦闘機だったので、ゲーム中で会えればうれしいのだが、Tonyの必要性をまったく感じない。条件が変化しなければ、Tonyに出会えることはないだろう。
ハリケーンIIcはTojoに勝てるし、IIbでも互角には戦える(テストで確認しなくとも、私のPBEMのIIcの生産数は喪失数を上回っている)。ライトニングも、高度限界が勝っていて成層圏sweepを制することができるので、Tojoに勝てる。連合軍が1943年に生産する戦闘機数は、45機のF4F2 と 昭和18年4月から 130機のF6F3。30機から始まりやがて78機のF4U-1。それに、25機のF-39D 、65機の P40K 、20機のF-39G 、18機のSpitfire 、42機のKittyhawk 、36機のHurricanes。これに中国とカナダの戦闘機があわせて約35機。合計で月産440~450機の戦闘機。そして、B-24が約40機。
日本側は、例えば私のPBEMでは昭和17年12月に、112機のA6M2, 112機の Oscar IIa, 72機のTojo, 24機のA6M3a, 13機のKi-45aと、まもなく38機のTony。合計で月産350機の戦闘機にしかならない。.
それら連合軍戦闘機の中で日本戦闘機相手に役立つのは、P-38とコルセアとオーストラリアの18機のSpitfireだけ。その他はTojo相手に死ぬ運命にある。ヘルキャットはもちろん役立つが、陸上基地所属の飛行隊には配備できない。日本側プレーヤーは200機以上の陸上用戦闘機を生産できて、それらは連合軍戦闘機の8割より上昇限界が高いので、連合軍戦闘機キラーになれる。コルセアとP-47の数が充分揃う昭和18年半ばから後半までは、日本側が制空権を維持できない理由を見いだせない。
ハリケーンIIcは日本の戦闘機より優れていると思う。ハリケーンIIcの切り札は絶大な火力。ハリケーンがTojoを攻撃すると、Tojoの少なくとも半数は撃墜される。Tojoがハリケーンを攻撃した時には、撃墜がはっきりするのは10回に1回くらい。機体がダメージを受けて帰還したパイロットが死亡したり負傷するのは、空中で撃破された機体のパイロットに較べると稀れ。結果的にハリケーンの飛行隊はエース養成学校の役目を果たすことになる。
また、ベテランパイロットが搭乗すれば、Warhawk Eも飛行場防衛にふさわしい。結果的に私のPBEMでは、いま昭和17年9月だが、航空機戦力は拮抗している。ここ数ヶ月は、どちらも相手の主要飛行場をノックアウトすることはできていない。A2Aでの戦果はかなり、総合的な空戦結果ではわずかに、日本側が上回っているが、連合軍空軍の方が地上戦への寄与は大きい。
Tojoが一戦隊あれば、ハリケーン2個飛行隊を意のままに打ち破ることができる。Tojoの方が高く飛べるし(最も重要な点)、ずっと速いし、maneuverも上回っている。Gun valueも、Tojoが降下して後方から射撃できれば、連合軍戦闘機を撃墜するのに充分な値だ。撃墜は10回に一回っていうけれど、どちらの戦闘機でも後方から射撃できれば一秒で一機撃墜できる。どちらの戦闘機も、後方からの射撃でなければ、ほとんどは損傷だけで終わる。Tojoや連合軍の戦闘機だったらライトニングは、たいていdiveして攻撃している。
Warhawks? E型? 敵戦闘機が爆撃機を護衛していて、Warhawkの方が高位を占めることができたのなら万事OK。でも、私は戦闘機対戦闘機、sweepについて話をしている。P-40 Eは昭和16年12月にもダメだし、昭和17年12月になったってダメ。P-40 Kも同じこと。スペックは良さそうだけど、E型(上昇限度29000フィート)よりも高く上がれないようでは、すべての日本の戦闘機(ゼロ戦の初期型も含めて)はそれより高く飛んでそこからdiveして大量の撃墜をもたらすから、選択肢にはなり得ない。
私は航空機の総損失数で負けている訳ではない。実際、連合軍側プレーヤーとして昭和17年半ばからは撃墜機数で勝っている。だからといって、diveするTojoが脅威という事実に変化があるわけではない。私がしているのは、素のWitPの時代に日本側プレーヤーとしてコルセアを避けていたのと同じように、単にsweepするTojoから私の戦闘機を遠ざけているだけ。Oscarのsweepでもゼロ戦のsweepでも避けるようにしている。もっと高く飛べる戦闘機があればsweepから遠ざかる必要はないのだが。エディターでP-40 Eの上昇限度を40000フィートに書き換えてしまえば、あら不思議。P-40 EはTojoキラー、ゼロ戦キラー、Oscarキラーになってしまうに違いない。
しかし、対応法はあるし、私のPBEMでも両軍がしている。基地を直接攻撃せずに、基地のCAPから周囲に漏れ出てくる戦闘機だけを相手にする。両軍とも上昇限度いっぱいを飛行する設定のsweepでこれを実施しているので、下方を飛行する敵戦闘機としか対戦しなくて済む。
私はKi-44の生産をなるべく早くするために努力して、Ki-44はよくやってくれていはいるが、でも大空を支配しているとまではいえない。私の相手は重爆撃機を使ってTojoを相手にうまくやっている。コルセアと初期型のP47が出現しただけで、Tojoがもはや役に立たないことをすぐに分かった。
問題は空戦が一方的になりがちなことで、決して引き分けがない。真に優位を占めたといえるのは、N1K1でヘルキャットに対した時だけだ。しかし、パイロットのexpが違いをもたらさず、最高高度のみが意味を持つ。ただ一つの数値のみが意味を持つので、つねに大差の勝利となる。P47が常に高度50kフィートのsweepをしているなんて、不合理だ。
それなら、sweepとCAPの高度を制限するハウスルールをいれたら。私のPBEMではsweepとCAPを30000フィートに制限している。
service rating3の日本戦闘機はどれを生産しても時間の無駄。ほとんどが地上で撃破される。
個人的には少数だけTonyを生産して、後方を守る飛行隊に配備してみたい。大きな基地の整備の良い飛行場なら、service ratingの悪影響も部分的には緩和されるだろうし、対戦するのは四発機が主になると思うのでarmorがあることが利点となるだろう。でも、Tojoが大戦中期の主力陸軍戦闘機になるのは確実。そして大戦後期にもTojoはKi-100(五式戦)やki-43の後期型よりも優れているし、一方Ki-84はsrevice ratingに泣かされる。

このスレを読んでTonyに対する考えが変わり、Tony Icを生産することにした。Tonyのservice ratingは3だが20ミリカノン砲を装備していて昭和18年9月に生産可能になる。またIdに昭和19年4月にアップグレードされてservice ratingが2になる。
なぜ。このゲームでのTojo-IIcはTonyのどの型よりも優れている。最高速度。上昇率、manouver、航続距離、そしてもっとも重要なservice ratingが1。後期型のTonyが勝っているのは唯一armamentだけで、それも地上で整備をまっている状態では何の意味もない。
Ki-61-Icはお勧めしない。上昇限度とmanouver ratingをみるといい。P47かコルセアに出会えば、つねにバラバラにされちゃうと思われる。もし、まとまった数のKi-61-Icをつくるのなら、その戦果を教えてほしい。
Oscar IIbを除くと、armorを装備するのはTonyが最も早い。Oscarの問題点は2x12.7mmという武装で、他方Tonyは2x20mmを装備している。Tojo IIcは4x12.7mmとarmorを装備するので、私はTojo IIcに注力するつもりだ。しかし、爆撃機キラーを手に入れることができないか見てみたい気がする。Tojoでもいいが、20mm砲装備ならもっといいかも知れない。しかも、Tony IIdのservice ratingは3でなくて2だし。
Tojo IIcの生産が可能になればTojo IIcを重点的に生産したい。満州にOscar IIbに機種変更できる爆撃機戦隊があるので、Oscar IIbもいくらかは生産して、装備しているarmorが効果を発揮するのかみてみたい。Tony IIcもIIdにフリーアップグレードできるので、対爆撃機用に生産しておきたい。Frankも対爆撃機用に生産するつもり。
service ratingが高くてもarmorを装備している飛行機は後方の飛行場で長距離の爆撃に備える、Tojoは前線で対戦闘機用と対爆撃機用両方につかうつもり。
ある機種の生産を選択しその機種が働いてくれるか見守ることは悪いことではなく、うまくいかないようなら別の機種の生産に変更すればいいだけ。それに必要なサプライが問題になることはないだろうが、生産の最適化にかかる時間が問題。なので、少数の大工場よりも、小さな工場を多数持つ方が好き。
Tonyを後方防衛用の戦闘機としてつかう考え方は分かるが、整備部隊を余分に配置しない限り、50%CAPの設定にしても少なくとも半分は常に地上で整備中になるだろう。
armorは対爆撃機戦での損失を減らすだろうが、いずれにせよTonyは対爆撃機、特に四発機に対しては無力。Oscar IIbやA6M5やNickをつかう昭和18年でも、昭和17年と同じような結果になる。armorは確かに損失を減らすが、30~40機の戦闘機が3~6機の四発爆撃機を相手にした時でさえ撃墜できないことがほとんどだ。対空戦のルーチンに問題があるのだと思う。
結局、四発機を最も多く撃墜する戦闘機は昭和18年遅くに出現するA6M5で、これはarmorを装備してないけど。ただ、撃墜できる四発機は週に2~4機がいいところで、結局は無力と言うべきかも。
Emilyの運用でもしていることだが、service rating3のTonyが地上で整備待ちが多い問題の対処には、reserveの機体を用意しておくのがいいと思う。ある飛行機が整備中になると、替わりにreserveの機体が使用される。
Tony IIdになるとservice rating 2で、それほど悪くないと思う。service rating 2のNickでも50%CAPを維持するのに支障がないから。
戦闘機の任務の最高高度を30kフィートに制限することを相手に提案してみてはどう?
高度が問題となった当初から高度制限のことは考え続けてきた。しかし高度制限も問題を解決するには充分ではないと感じる。しかも進行中のPBEMで一年以上この問題で悩まされてきて、今はゆっくりとこちらが有利になりつつあるので、不利だった12ヶ月のことを考えると、これからの有利さを捨て去るのもねw 公式見解が「問題なし」のままなら、次に対戦するPBEMでは高度に関するハウスルールを導入したい。
紙の装甲のOscarやゼロ戦でも鈍重なP-47でも、一般的にdiveしての攻撃はとても強力なので、diveする方かされる方かによって、空戦の結果は様変わりする。sweepしてくるゼロ戦にはこちらのWildcatやWarhawkが粉砕されるが、護衛についてくるゼロ戦に対してdiveする時には10:1のキルレシオを記録することもある。いい例がいま昭和19年の私のPBEMで、数隻の空母と4ヘクスは慣れた陸上からのLRCPで200機を超える日本軍航空機を撃墜し、損害はわずかだった。高度32000フィート(私の戦闘機は届かない)で基地をsweepするゼロ戦なら、こちらの戦闘機をあしらえるのに(もちろん機数にもよるが)。
Hellcatを陸上基地の戦闘機としてつかうのは?F4F3 Wildcatなら可能だけれど、Hellcatだとできない?私のゲームでは、ガダルカナル上でゼロ戦とWildcatの損失比が1~1.5になっている。私のゼロ戦はちっとも機数が増えていかないが、相手のWildcatはヘンダーソン飛行場に無限にわくみたいに見える。
陸上基地の海兵隊Wildcat飛行隊はPDU onでもコルセアにしかアップグレードできない。史実通り。
高高度sweepとCAPの問題を解決する方法を考えてみた。
もし相手が非常識に高い高度のsweepをしてくるなら、CAPの高度をかなり低くしてはどうだろう。もし相手がCAPの高度をとても高くしているなら、爆撃する部隊の高度を低くしてみる。高度さが充分に大きければ、相手の部隊はこちらと戦闘に入ることができない?もしCAPが上昇または下降しなければならない高度差が大きすぎれば、相手の部隊は戦闘の起こる同高度にまで到達できないはず。
私はこれをまだ実際には試したことがないけれど、うまくいきそうな気がする。
高度差CAPも超低高度CAPも試したがうまくいかない。数が充分なら、高位を占めた方が勝つ。
うまくいかない。35000フィートのCAPが6000フィートの爆撃機を虐殺するのを眺めることになるだけ。
戦闘機の上昇限度を、maneuver値が最も良好な高度帯に制限するハウスルールかmodはどうか。30k制限を設けるより面倒だろうが、30k制限だとすべての戦闘機が30kを飛行するに違いない。
スレの元のテーマにもどって尋ねるが、OscarがTojoやTonyより劣っているとされるのはなぜ?武装が貧弱だから?
速度も遅いし、durabilityも低い。
最良maneuver高度帯制限だと、全部の飛行機が10000フィートを飛ぶことになりそうだ。
次のPBEMでは高度30k制限を提案してみたい。公平な妥協点なように思えるから。ただ、史実の太平洋戦域では、偵察機を除いてこんなに高く飛ぶ飛行機は少なくて、歴史をねじ曲げることにはなるけれど。
高高度sweepは致命的だ。特にseepする側が良い飛行機で数的にも同等か多いようなら、なおさら。高度が第一の原因ではなく、bounce(降下しての攻撃)が原因なのだ。15000フィートでのsweepでも、CAPが12000フィートにいれば、bounceでCAPを全滅させるかも知れない。まともなプレーヤーなら敵の航空機相手にbounceするため次々と高度を上げていくので、上昇限度に達するまで高くなる。そして問題は、戦争の初期にはゼロ戦やTojoよりも高く飛べる飛行機が連合軍にはなく、後半にはP-47とコルセアがより高く飛んで有利になる。高度の優位はbounceをもたらし、それは奇襲を意味するという、このゲームのデザインの限界が問題なのだ。実際には、下方に位置する航空機が必ずbounceされるとは限らなかった。例えば、連合軍の重戦闘機は日本の戦闘機がdiveしてくるのを発見したら、自分もdiveして逃げるのを常法としていた。
どうやっても結果は同じになるんだし、おかしなやり方でやっても一緒でしょうという人もいるかもしれないが、だからといってそれが正しいということを意味する訳ではない。とにかく、すべての空戦が30000フィート以上で行われるのを見るのは気持ちが悪い。
各機種の運動性が最高の高度帯に制限するハウスルールの提案があったが、P-40が15000フィート、ゼロ戦、Oscar、Tojoが20000フィートになってしまってうまくいかないし、連合軍の第2世代戦闘機が出現する戦争後期まで日本軍機の優位が続いてしまう。すべての戦闘機に対する高度制限を一律たとえば30000フィートにするのは、ほとんどの戦闘が30000フィートで起きることになってつまらない。今のところはうまい解決法がないことをみとめなければならず、Devの人たちも一つの問題を解決するのにかなりの手間がかかるし、しかもそれにより別の問題が派生することだってある。
いろいろ試してみても、sweepする部隊どうしの連携がうまくいきすぎるなんてことはない。coordination penaltyのルールがあることはとてもいいことだと思う。特に、最適とはいえない条件の下でcoordination penaltyがあるのは当然だし、好条件(HQがある大きな飛行場から好天時の攻撃)でも連携がうまくいかないこともあって、その多くはオーバースタックなどの自分の不手際が原因になっている。私はあまりsweepさせないが、過去300ターンの経験では完全にcoordinateされたsweep攻撃を成功させたことはないと思う。
これを解決するには、素のWitPのように連合軍プレーヤーに複数の小さな飛行隊を大きなひとつの飛行隊にまとめる選択枝を与えて、目標をsweepする機数が少なくとも50~70機になるようなルールを加えればいい。こうすれば、爆撃機のcoordinationの問題も改善する妥当。両軍とも5以上の規模の飛行場でだけ飛行隊をまとめることができるようにすれば、このルールの乱用を避けることができ、しかも大きな飛行場からの攻撃がcorrdinateしやすいことを再現できる。

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